八ヶ岳中信高原国定公園
鷲ヶ峰・八島湿原
(わしがみね)標高1.798m

自宅発9:00→10:45霧が峰八島ヶ原駐車場11:10→鷲ヶ峰&八島ヶ池分岐11:25→12:15鷲ヶ峰山頂12:20→・途中昼食・→鷲ヶ峰&八島ヶ池分岐13:10→八島ヶ池&鎌ヶ池分岐13:15→駐車場発13:45→15:45・原村もみの湯・17:00→自宅着18:30

駐車場鷲ヶ峰&八島ヶ池分岐八島ヶ池・鎌ヶ池分岐
地図はイメージです





鷲ヶ峰を目指して



2004年6月8日
休日と好天が、なかなか一致しない周期が続いていたが、山歩きの楽しみを知ってしまうと無性に歩きたくなってしまうものである。今回の休日も雨の確率が高く、実際前夜らいから降り始めた細かな雨は途切れることもなくて朝を迎えた。展望は望むべくもないから迷いもあったが、身体を動かしたいのと花を求めて霧が峰に行って見ようと遅い出発となりました。

辰野町から有賀峠を越え諏訪市へ入る頃には、どんよりはしていたが雨も上がっていた。国道20号の元町交差点を左折し、県道40号を霧が峰に向けのぼっていくが、標高が上がるにつれ濃いガスに覆われてきた。そしてトイレ休憩に寄った霧が峰スキー場では、こんな天候に行き交う車もなく、オフシーズンでもあって閑散としていた。




駐車場を出発

八島園地を左手へ


咲き始めたツツジの脇を

八島ヶ池分岐



ビーナスラインに入り八島ヶ原湿原駐車場に着く頃には、再び大粒の雨がフロントガラスを濡らし始めた。駐車場では観光バス2台と数台の車が停まっていた。降り出した雨に躊躇していたが、小学生らしい子供たちが歩き始めたのに促されて身支度をはじめた。

ビーナスラインを潜るトンネル歩道を渡ると、傘を差した観光客が飛び跳ねる雨に足元を気にしながら、見えない湿原の方から歩いてくるところであった。園地入り口の分岐を鷲ヶ峰へ折れたのは、当然物好き?な我々二人だけであった。




ニガイチゴ

ウマノアシガタ


ナデシコ

日本すずらん



背の低い木々の間をくぐり緩やかに登って行くと、咲き始めたレンゲツツジが雨に打たれながらも鮮やかな色で迎えてくれた。霧に霞む風景の中にあって目立つ赤はホットする瞬間でもあった。程なく八島ヶ池への分岐に着いた。

分岐から先は広々とした草原コースとなっていた。遮る木々がなくなった分だけ、雨は横殴りとなって身体にぶつかってきた。コース脇にある沢山のキンポウゲが激しく揺れていた。




オオヤマフスマ

方位版を見るも


何故かVサイン

オオシラビソ



快晴ならば素晴らしい展望と思われる地形だったが、生憎の濃い霧と雨でコースのほんの数メートル先までしか見ることができない。ただ久しぶりの歩きは何故か楽しいものになってくるから不思議であった。

所々に健気に咲いている小さなチゴユリやヒメイズイの花は、二人だけの山歩きを励ましてくれているようでもあった。出発から凡そ1時間、途中緩やかにアップダウンを経て標柱のある山頂に着くことができた。




散策順路

八島ヶ池


霧が濃くなって

八島園地



ベンチも整備されている山頂だったが、ほんの5分ほどで離れた。下山途中、小止みになった雨間を利用して、大きなレンゲツツジの陰で風を避け、お昼にすることにした。慌しい昼食となったが、久しぶりに家から握ってきたおにぎりが美味しかった。

八島ヶ池分岐まで戻ると、展望できないと思いながらも湿原散策路へ降りてみることにした。木の桟橋で整備された散策路は降り続く雨に鈍く光っていた。遥か遠くまで広がっているはずの広大な湿原は益々濃くなってきたガスに隠れていた。駐車場に戻ると、また都会からの小学生たちが来ていた。

晴れ渡って素晴らしい展望の山歩きでなかった今回ですが、久しぶりの歩きは十分満足の散策となった。帰途、少し遠回りとなりますが茅野市から原村のドライブの後、温泉「もみの湯」へ寄り身体の芯まで温まってくることができました。



2004年6月8日 撮影



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