八ヶ岳 中信高原 国定公園
鷲ヶ峰スノーシュー
(わしがみね)標高1.798m

自宅発6:10→中央高速道→諏訪IC→7:25ミセスハイジさん7:40→車山スキー場8:30→9:10七島八島9:30→11:30鷲ヶ峰11:45→13:15八島ヶ原湿原13:45→車山スキー場・食事・発15:30→16:15マーガレットさん16:40→17:00もみの湯18:00→杖突峠→自宅着19:00

駐車場鷲ヶ峰&八島ヶ池分岐八島ヶ池・鎌ヶ池分岐
地図はイメージです





霧ヶ峰 ビーナスラインから



2005年3月7日
しばらく暖かい地方への山行きが続いたが、身近で楽しそうな雪山レポを見せていただくと、昨年体験した乗鞍高原でのスノーシューのことを思い出します。春の気配が近づく中、残り少ない冬を楽しもうとスノーシュー歩きの候補に上がったのは展望折り紙付きの鷲ヶ峰となりました。

霧ケ峰高原鷲ヶ峰は昨年の6月、雨とガスの中を登って以来です。前回は展望ゼロの納得歩きも今日は恵まれた展望日和となりました。頑張って辿り着いた山頂からの見事な風景には登ってきて良かったなと思いました。ただ強い陽射しと雪面からの反射で、鼻の頭だけ赤く焼けた(のちに黒く)、雪焼け体験の山行きともなりました。



車山スキー場スカイプラザでスノーシューを借りた後(半日500円)、八島ヶ原湿原駐車場にむかった。除雪されたビーナスラインも、進むにつれて道路は圧雪状態で真っ白だった。途中ビューポイントで写真撮影をしながらでしたが、湿原駐車場へついた時には先着車が1台停まっていた。クロカンスキーの身支度をしていた男性二人組は湿原周回コース方面を目指し出発して行った。




八島園地から分かれて

最初のピークを


駐車場は2台の車が

後方は八島ヶ原湿原



スキーや足跡いっぱいの八島園地を離れると前日辺りにつけられたと思われる踏み後が続いていた。5分ほどの登りで八島ヶ池への分岐標識を過ぎると、なだらかな登りが続いていく。最初のピークに立って振り向くと、先ほどの駐車場が右下に。広い湿原の向こう側ではクロカン男性たちが小さな黒い点のように見えていた。




右手に噴煙の浅間山

しばし小休止


山頂までのルート

およそ 2/3 地点



雑木やレンゲツツジの間を一歩一歩登っていく、場所によっては狭いところもあってコース取りに悩むこともあった。高度があがるにつれて周辺の景色も変わっていった。右手には細く煙たなびく浅間山が青い空を背景にくっきりと見えていた。

目安にしてきたツボ足の踏み跡ですが、深く落ち込んだり抜け出すのに苦労したと思われる雪跡となってきた。やがて二つ目のピークに達した時、躊躇したような踏み跡があり、それも踵を返す形で目の前から消えてしまった。どうやらここで引き返したようである。




小動物の足跡と並んで

あとひと頑張りだ



前回歩いた時の記憶を辿ると共に地図をだして確認してみた。雲ひとつない好天の中、まだだいぶ先だが鷲ヶ峰のピークを確認することができた。足跡が消え今までと違って、まっさらな雪のなか、方向の定まらない小動物の足跡が頻繁となった。それ以外汚れない雪原を進むのは気持ちよい感情と申し訳ないような複雑な心境でもありました。

山頂まであと僅かなところで雪庇の張りだした尾根歩きとなった。気温も上がってきて恵まれた日であったが、枯木沢からまとまって吹き上げてくる風は通り道となり、冷たさも今までと違い身にしみる寒さとなった。耳当て帽子の上からフードで顔を覆いコース選びも慎重な歩きで乗り切りました。




諏訪湖・中央アルプス・御岳山


浅間山方面

目前となった山頂


無事到着の山頂

鉢伏山・北アルプス方面


三峰山・茶臼山・美ヶ原方面



出発から2時間ほどで山頂に着いた。それにしても見事な展望である。左手諏訪湖方面は逆光で霞みもあったが、遠いはずの烏帽子ヶ岳から中央アルプスの山並が。ポツンと独立した木曽御岳から目を転ずると乗鞍岳から穂高連峰が、そしてそれに続く北アルプスの峰峯が鮮明に見えた。

山頂では背負ってきたポット入りの熱いコーヒーと菓子パンの行動食で小休止でした。光の加減で微妙な色合いに見えるキラキラ光る雪の美しさと、360°に展開する素晴らしい風景を満喫することができました。




山頂では行動食を

強風の通り道は雪庇が

山頂を後にして



復路も来た道の戻りです。雪庇の尾根道では雪煙も立ち、吹き抜ける風も更に強くなってきていた。時間の経過と共に朝方と違い雪が重く感じるようになってきた。ギザギザあるスノーシューの金具部分には団子状に雪がくっつきはじめ、時々取りながらの歩きとなりました。





風紋が綺麗だ



昨年より慣れて楽しいスノーシュー歩きでしたが、腰に疲れを感じ始め膝頭も痛くなってきた。駐車場が見えてきた時にはほっとしたが、あと僅かにも気を抜かないよう慎重に歩いた。どなたにも会わない二人だけの山歩きでしたが、園地に近づいてきた時、入れ替わりのように単独男性が鷲ヶ峰にと登っていった。

車山スキー場への戻り道、八ヶ岳のパノラマ写真を撮りたくて小さく除雪された駐車スペースに入った。目の前で八王子ナンバー車が緩んできた雪に嵌り抜け出せず難儀していた。生来のお節介がフツフツと・・・。10mほど牽引して脱出、お役に立つことができてよかったです。




ビーナスラインからの八ヶ岳



☆☆☆ネット交流の山大好き人☆☆☆
・・・ 突然の押しかけ訪問の巻 ・・・

レポを参考にさせていただいたりアドバイスを頂いたり、ネット交流をさせていただたいている茅野市在住の ミセスハイジさん 。お勤めにでられる時間で失礼と思いましたが、鷲ヶ峰に登る前、女房とお家に寄せていただきました。短い時間でのお話しでしたが掲示板のやり取りから受ける印象と同じで、明るく笑顔が素敵な女性でした。これでちょっと親しみが深まったと勝手に思ってしまった私です。

鷲ヶ峰からの下山後、車山スキー場から電話をさせていただいた よっちゃん&マーガレットさん ち、快く許可を頂いての訪問です。お会いしたマーガレットさんは、やはり印象通りの聡明な女性でした。この日は「よっちゃん母ちゃん」と自家製味噌作りの1日目がひと段落したとのこと。勧められたコタツでのお茶は、お気持ちだけいただき、周辺自然がいっぱいの庭先での楽しいひと時となりました。



2005年3月7日 撮影



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