神奈川県・丹沢山系
鍋割山&塔ノ岳
(1.273m)・(1.491m)
 (1日目)
自宅発2:45→国道152号線→中央高速道→国道137号線→東富士五湖道路→国道246号線→7:00表丹沢県民の森P7:30→二俣8:00→11:30鍋割山12:00→二俣分岐→金冷シ→14:30塔ノ岳 尊仏山荘(泊)

二俣 後沢乗越 二俣分岐 金冷シ小草平
地図はイメージです





塔ノ岳山頂からのパノラマ展望



2007年2月5日
素晴らしい展望とブナの原生林歩きが魅力といわれる、表丹沢で人気の塔ノ岳と鍋割山に登ってきました。この二つの山、ちょうど二年前、大山に登ったときに見た丹沢山塊の奥深さを、ちょっぴり知るのに格好の山ではと、楽しみにしていた山でもありました。

出発から4時間と少し、国道246号線、秦野市菖蒲の信号を左折、分岐ごとに地図と標識を確認、三廻部林道を通り"表丹沢県民の森"駐車場には予定通り着くことができた。駐車場は10台位は停めることのできる広さか。先着車が2台、ちょうど単独男性が歩き出すところでした。




勘 七 橋

西山林道と合流



表丹沢県民の森駐車場から30分ほど歩いたところの二俣は、今回私達の登山と下山の拠点となるところ。水が少なかった勘七ノ沢は飛び石伝いに渡り、小丸尾根ルートの分岐を過ぎてから鍋割山へは四十八瀬川を左下に見ながら、西山林道の行き止まりまで林道歩きが続きます。




登山届(二俣登山口)

手入れされた杉林

ボランティアの水



林道終点の脇には鍋割小屋までボランティアで担ぎ上げの、飲用水の入ったペットボトルが30本ほど。交代で背負っていこうということになり、2Lサイズを一本ザックに括りつけた。ミズヒ沢に架けられた丸太橋を渡ると本格登山道となったが大変歩きやすく整備されていた。




次は鍋割山かな

ア セ ビ

鹿さんが間近に



後沢乗越からの尾根道にでると風の通り道か、まともに冷たい風が体に当たる。小休止も程ほどにして上を目指すことにした。ほどなく人の気配に振り向くと70歳台の男性が。

地元の方で、天気が良いと登ってくるのだと・・。しばらく歩きながらの話が続いたが、元気なおじさん・・やがて駆け上がるような歩きで、たちまち姿が見えなくなってしまった。




名物の鍋割りうどん

鍋 割 山



五つほどあった偽ピークに騙されながら鍋割山に無事到着。山頂はたおやかな草原のようだった。途中、樹間から見えていた富士山の頭も、山頂に着いた時には雲が前を遮り、はっきり見えなくなっていた。ということで鍋割山頂からの富士山写真は残念無念。

鍋割山で、もう一つの楽しみは鍋割りうどんをご馳走になること。二人で一つを分け合ってだったが、具たくさんのボリュームだから、お腹がいっぱいとなってしまった。




蛭ヶ岳(左奥)と丹沢山

大倉尾根越しに大山と三ノ塔



鍋割山から塔ノ岳に向かう稜線は、歩き出して間もなく丹沢の主峰、蛭ヶ岳や丹沢山がきれいに見える場所がありました。そして見事な大樹もあるブナの原生林が続く道です。10日ほど前に降ったという雪が心配だったけど、日陰に僅かに残っていただけ、むしろ時間と共に泥濘となり、植生保護の為のロープを外さないよう、足元を選びながらの歩きとなりました。





塔ノ岳と尊仏山荘



二俣から登ってくる訓練所尾根分岐、大倉尾根からの分岐、金冷シを過ぎると山頂直前の木製階段が敷設された登りです。ちょっとバテ気味となったが、後少しに最後の力を振り絞ります。予約を入れてあった宿泊の尊仏山荘では、ニコニコ顔で小屋主さんが迎えてくれました。





山頂直前の階段

宿泊の尊仏山荘

夕食のカレーライス



小屋のロビーで一息入れてから、園地のような広い山頂を行ったり来たりで写真撮影。上空こそ青空が広く残っていたものの富士山をはじめ麓の町並みや楽しみにしてきた相模湾など、湧きだした雲が意地悪して見ることができなかった。





三ノ塔へと続く表尾根



日没少し前、東京からという単独男性が小屋に到着。出発が遅かったようですが、久しぶりの歩きで喘ぎ喘ぎ登ってきたとのことでした。この夜の泊り客は結局三人。少人数なので食堂は使わず、ロビーの暖かなストーブを囲みながら山の話で盛り上がります。食事前のお酒は、オーナーおごりの樽酒も振舞われて和やかで楽しいものとなりました。



2007年2月5・6日



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