2002年9月15日
高烏谷山は我が家からも望むことができ、山頂近くまで舗装されたスカイラインもあって、地元では親しまれている身近な山だ。歩いて登るコースとしては高烏谷神社本宮のある駒ヶ根市東伊那側と伊那市南福地からのルートが知られている。前夜に雨があってどんよりとした天気だったが今日一日はもちそうなので急遽行ってくることにした。
日帰りのハイキングということでリュックの中には雨具とお楽しみの昼食材料を入れ車に乗った。県道18号から少し入ったところにある高烏谷鉱泉を左手に見て舗装の林道を登っていくとやがて枝林道との分岐に出た。案内板に沿って右折すると林道沿いの下草を刈っている人たちが休憩していた。窓を開け登山コースを聞くと、この先で舗装が切れるが車を置くことができると教えてくれた。
だんだん勾配もきつくなり小さな沢を回ると3台ほど駐車できる草地があったので乗り入れた。●印
身支度を整え歩きだすと道の両側には昨夜の雨粒を溜めた「マツヨイグサ」や紅紫色の「ツリフネソウ」が群生していた。少し先に目をやると、こぼれ日を浴びた黄色の「キツリフネ」が生き生きと咲いている。山歩きでこんな場面にでくわすと何とも爽やかな気持ちになって楽しい限りだ。更にダートの林道を上がっていくと右手に入る細い林道と山頂への近道登山口があった。●印 |