尾 瀬 国 立 公 園
尾瀬ケ原散策
(おぜがはらさんさく)
2009年6月1日〜2日(1日目)
自宅発19:15→0:30尾瀬第1駐車場(車中泊)一番バス4:40→鳩待峠5:15→6:25山の鼻(朝食)7:05→牛首分岐8:37→竜宮10:00→見晴11:05→東電分岐11:50→12:15温泉小屋(宿泊)

鳩待峠 牛首分岐 見晴十字路 温泉小屋 ヨッピ橋
地図はイメージです





ミズバショウと至仏山(2日目 復路にて)



2009年5月31日
いつの日か行きたいと思いながらも、ちょっぴり遠かった尾瀬。ミズバショウの綺麗な季節に実現できました。がんばって歩けば一日で湿原周回も可能のようだけど、折角行くのに忙しない行動ではもったい気がした。好天予報もでたので、のんびり歩こうと温泉小屋に予約を入れたのは出発二日前でした。

伊那ICのETCゲート入りは日曜日、一路、関越道沼田ICを目指した。2年間の限定、高速道どこまで行っても¥1000円の恩恵を受けての出発だ。それが県境となる碓氷トンネルを越え群馬県側に入ったのは初めて。関東平野に次ぐといわれる広大な平野に煌めく街明かりには、ちょっと興奮の田舎者でした。

2009年6月1日
専用バス発着地である戸倉第一駐車場に着いたのは日付が変わって0時30分。駐車場は7割がたの車で埋まっていた。4時40分発の一番バスまで凡そ3時間、シートを倒し狭い車中での仮眠も体を休めることができた。外が白々してきた4時前に起床、次々といっぱいになった乗合タクシーと専用バスが連なって鳩待峠へ向かった。




山の鼻に向けてGO

濡れた木道は慎重に

ミズバショウおでまし



入口にあるマットで靴底を綺麗にしたあと山の鼻へ。前夜降った雨による泥濘や木道の濡れに注意して下った。やがて下の方から「せせらぎ」の音、木道の両側からはカッコウやウグイスの掛け合いがとても爽やかだ。樹間から見える至仏山は厚い雲に頭を隠していた。

川上川に流れ込む沢をいくつか渡りながら標高を下げていくと最初のミズバショウ群生地。そして大岩が木道を二手に分けるあたりで、咲き始めたばかりのムラサキヤシオツツジの鮮やかな色が目を引いた。川上川に架かる木橋を渡ってほどなくビジターセンターが見えてきた。




ミズバショウ

ミズバショウ群落(山の鼻地籍)



至仏山荘前ベンチに腰掛けコンビニで買ってきたサンドウィッチで朝食。家から持参したラディッシュのラッキョウ酢漬けが良い漬かり具合となってて美味しかった。お腹がいっぱいになったところで湿原北部に位置する赤田代の温泉小屋に向け歩きだした。





木道続く湿原




ショウジョウバカマ

ミツガシワ



山の鼻周辺の湿地帯はミズバショウが一面に広がるところが多く見事だった。上の大堀川に架かる橋から川を覗き込むと水は澄み魚が気持ち良さそうに泳いでいた。いくつもある池塘に周辺の新緑や白樺が映ってなんとも綺麗。小屋泊りの人達も動き出し人の流れが多くなってきた。




ニリンソウ

リュウキンカ





雲が割れ光り射す




タカネザクラ

ヒメシャクナゲ

タテヤマリンドウ



牛首三叉路で小休止のあと竜宮、見晴と湿原縦断コースを進むことにした。木道沿いの小さな花撮影は持参した三脚と望遠系レンズに大助かり。ポスターなどに使われる中田代のビューポイントは大勢の人がいた。青空が多くなってきたけれど、まだ至仏山の頭が隠れていたので翌日また寄ることにして、その場から離れた。





ひときわ目立った白樺



竜宮小屋の先、田尻川を渡ったことで福島県となった。理解してきたつもりだったけど遠くまで来たのだなと不思議な感情も。そして山小屋がいくつか建つ見晴が小さく見えてきたとき、古き良き時代の小集落が忽然と現われたような錯覚がした。




見晴十字路手前にて

リュウキンカと燧ヶ岳


ナナカマドの若葉

温泉小屋が見えてきた



写真を撮りながらゆっくり歩いたけれど温泉小屋に着いてしまった。受付は13時30分から。青空がどんどん広がってきた外のベンチで時間調整のビール(笑)女房は湯を沸かしてのコーヒーと持参のパン。簡単な昼食も小屋前に広がるのどかな風景がご馳走となりました。

予約の個室は本館二階の湿原が見える板の間付き六畳間。蒲団は6組あったので混雑時は6人宿泊するかな。風呂は15時から入ることができ、汗を流せて気持ちいい。17時30分からの食事は渡り廊下でつながった別館の食堂へ。手を掛けた夕食でたいへん美味しかった。



2009年6月1日



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