中央アルプス
木 曽 駒 ヶ 岳
1999年8月3日〜4日(2.956m)




千畳敷カールから乗越浄土をめざす



中央アルプス木曽駒ヶ岳へは中学生の時、集団登山で登って以来の40年ぶりです。梅雨も明けた8月に入ると入山者はピークのような混み具合でした。ロープウエーで凡そ7分、千畳敷駅(2612m)に降り立つと、そこはもう別世界でした。




ハクサントリカブト

花の咲き終わった「ちんぐるま」


天狗岩&三の沢岳

伊那前岳&小さく富士山


保護されたコマクサ

天狗荘&中岳



千畳敷カールから八丁坂をふうふう言いながら凡そ1時間、登りついたところが乗越浄土です。伊那前岳稜線に立つと眼下には千畳敷カール、遠くに空木岳と南駒ケ岳が見渡すことができました。大汗かいての登りでしたが、谷底から吹き上げてくる風が心地よかったです。





宝剣岳・空木岳方面 展望


伊那側の神社

駒ケ岳山頂にて



木曽御岳山方面 展望



天狗荘で宿泊の手続きのあと駒ケ岳山頂を目指した。小屋のすぐ脇には保護されたコマクサが可憐に咲き、ハイマツの緩やかな道を進むと岩だらけの中岳です。一旦下って本岳への登りは、歩くことから遠ざかっていた我々には大変きつく感じました。でもその辛さが吹っ飛ぶ見事な展望が待っていたのです。




ご来光

ご来光に感動


八合目分岐〜濃ヶ池線

小さくなった濃ヶ池



ご来光は4時起きし中岳近くまで行って見ました。防寒上着を身につけ岩陰でその時を待ちましたが陽がでてくるまでが寒かったです。朝食のあと本岳の巻き道を通り、馬の背を下りました。帰りもロープウェイを利用する為、八合目の分岐から濃ヶ池周回コースをとりました。着いた濃ヶ池は深く美しかったといわれる昔の面影は無く大半が砂で埋まっていました。ただ濃ヶ池周辺は千畳敷カール、乗越浄土、山頂周辺とは違い、行き交う登山者も少なく静かなところでした。

このあと水のほとんど無い駒飼ノ池の脇を通り、2時間ほどかかって乗越浄土にでた。乗越浄土からは次々と登ってくる登山者に道を譲りながらロープウェイ駅を目指した。集団登山の時は小雨とガスで辛かった思い出だけでしたが、天候に恵まれた今回の二日間で眠っていた?山の魅力に気付く山行きとなってしまったのでした。



2002年 秋の単独行ページ

1999年8月3日・4日 撮影


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