北アルプス 長野県・岐阜県
北 穂 高 岳 登 山
(きたほたかだけ 3.106 m)




涸沢の朝(AM 5:50)


2009年8月17日〜19日
(2日目)
涸沢小屋発5:50→鎖場8:05→ハシゴ8:15→奥穂高岳・涸沢岳⇔北穂高岳分岐10:35→10:50北穂高山頂→11:15北穂高小屋(泊)

河童橋 明神 横尾 本谷橋 涸沢小屋涸沢ヒュッテ
地図はイメージです


2009年8月18日
5時少し前から朝食。二日目も青空がいっぱいの素晴らしい天気となった。今日は北穂山頂を踏み、そのまま北穂高小屋泊まりで時間はたっぷりだ。それでも予定としては昼前には着きたいと思いながら出発。

小屋をでていきなりの急登。最初こそ石畳の歩きやすい道だが、程なく岩クズの道となり急斜度を見上げる形で一歩一歩。道沿いには花々が続くので苦しい登りだが癒される。振り返ればカール内にある、いくつものテントが遥か下となっていた。




お花畑の登山道

いきなりの急登

オンタデ




トリカブト

ジグザグ登りが続く

岩場の急登



後発の人たちに次々と追い越される。少し前に追い越して行った3人パーティーが北穂高沢を横切っていった。どうやら右手難易度が高いといわれる東稜から山頂を目指すようだ。この東稜ルート見上げただけでも足が竦むような細い尾根のアップダウンが続いていた。やがて南稜に取りつく鎖が現われた。

ここの鎖は手掛け足場も見つけやすいので鎖にあまり頼らなくても登ることができた。つづく梯子を慎重に登ると南稜に。ここまで登ると奥穂高岳から前穂高岳に続く吊尾根やカールの見え方も一変した。そして東に横通岳から常念、蝶ヶ岳へと続く常念山脈が素晴らしい。




南稜手前の鎖場

鎖場に続く梯子




イワギキョウ

タカネヤハズハハコ





前穂と奥穂高岳(南稜尾根から)





常念岳から蝶ヶ岳(南稜尾根から)




小屋が大きくなってきた

最後の鎖場

奥穂・北穂の分岐



南稜の尾根歩きはジグザグで更に急登になった。また目の前に現われた鎖場を登り切るとテント場が。ここは少し広くホッとできる場所だ。右上には宿泊の北穂高小屋が大きくみえてきた。涸沢岳、奥穂への分岐を過ぎ、鋭い岩蜂の下を巻き、ひと登りすると北穂高山頂でした。

薄っすら雲がでてきていたものの山頂からは360度の展望だ。他の方のレポートなどで見た景色が目の前に広がって素晴らしい。ザックを下ろすのももどかしく写真撮影に忙しかった。小屋は山頂から一段下りたとこにあり。想像してたより小さな小屋だった。

宿泊手続きのあと絶景を見ながらテラスでくつろぐ。昨年見た眺望を今回は逆から見ている。大キレットを超え、最後の急峻を登る登山者が小さく見える。思わず心の中で、あと少しだ頑張れと呟いてしまった。好天になったこともあり時間とともに小屋には次々と登山者が到着、混雑してきた。小屋のスタッフはチームワークも素晴らしくテキパキと対応してて好感度大でした。





前穂と奥穂高岳(北穂高岳山頂から)




北穂ラーメン

記 念 撮 影





滝谷方面(北穂高岳山頂から)



評判で美味しい夕食をいただいたあと再び山頂へ。岐阜県側からは雲がどんどん湧き、その厚さも厚くなり槍や大キレットが覆われてきた。その天候変化から日没風景は期待できないと思い早めに布団へ。その後も予約なし登山者が多く到着したこともあり布団一枚一人が二人になったり、若い男女が離れ離れに割り振られたりしていた。



2009年8月18日



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