南稜の尾根歩きはジグザグで更に急登になった。また目の前に現われた鎖場を登り切るとテント場が。ここは少し広くホッとできる場所だ。右上には宿泊の北穂高小屋が大きくみえてきた。涸沢岳、奥穂への分岐を過ぎ、鋭い岩蜂の下を巻き、ひと登りすると北穂高山頂でした。
薄っすら雲がでてきていたものの山頂からは360度の展望だ。他の方のレポートなどで見た景色が目の前に広がって素晴らしい。ザックを下ろすのももどかしく写真撮影に忙しかった。小屋は山頂から一段下りたとこにあり。想像してたより小さな小屋だった。
宿泊手続きのあと絶景を見ながらテラスでくつろぐ。昨年見た眺望を今回は逆から見ている。大キレットを超え、最後の急峻を登る登山者が小さく見える。思わず心の中で、あと少しだ頑張れと呟いてしまった。好天になったこともあり時間とともに小屋には次々と登山者が到着、混雑してきた。小屋のスタッフはチームワークも素晴らしくテキパキと対応してて好感度大でした。 |