八ヶ岳中信高原国定公園
赤岳・横岳・硫黄岳
(2.899m) ・(2.829m)・ (2.760m)




赤岳北峰からの展望


2007年6月12日 (2日目)

赤岳天望荘発3:30→4:15赤岳山頂4:50→5:30赤岳天望荘発7:00→横岳9:10→10:50硫黄岳11:20→赤岩の頭→12:45赤岳鉱泉13:15→16:00赤岳山荘駐車場16:30→もみの湯→国道152号線→19:30自宅着

赤岳山荘駐車場行者小屋地蔵仏赤岳天望荘赤岩の頭赤岳鉱泉


2007年6月12日
朝食前、赤岳まで行ってくることにして、前夜は消灯の8時前には布団に入った。ただ、もともと神経質で山ではあまり寝られない方だが、明日歩く雪渓登りのことが気にかかり、なかなか寝付かれなかった。

ご来光を赤岳山頂で見ることができればと、3時半、静かに蒲団を抜け外に出た。天空には今日の好天が約束されたような、いっぱいの星が煌いていた。暗闇の中、ヘッドランプの灯りを頼りに二人だけで山頂を目指した。




北峰から見るご来光

安全登山をお参り



日の出前、北峰に着いた。やがて東の空が赤くなりはじめたら、頂上小屋からも何人かがカメラを手にでてきた。すばらしいご来光を頂上で迎えることができた。そして陽が昇るにつれ阿弥陀岳のいただきや目の前の南峰も赤く染まり輝いてきた。

雪渓は雪が緩む前が良いとのアドバイスから、7時に天望荘を発つことにした。先行した2パーティー6人は、アイゼンなしを不安がっていたが無事渡りきることができた。私たちは持参の軽アイゼンを付け、凡そ20mくらいの距離を一歩一歩慌てず急がず登りきった。





絞り優先 F6.7 シャッタースピード 1/750 ホワイトバランス オート 焦点距離 53mm





絞り優先 F8.0 シャッタースピード 1/500 ホワイトバランス オート 焦点距離 17mm





絞り優先 F4.5 シャッタースピード 1/2000 ホワイトバランス オート 焦点距離 70mm



緊張の雪渓を過ぎ、急登を登りきったあたりから、お目当ての【ツクモグサ】が目につくようになってきた。茅野側の日当たりのよい草地で近づくことも危険な斜面に黄色く光っているものが多い。

それでもルート脇にもいくつかの塊となり可憐に咲いているところがあった。石尊峰周辺、杣添尾根と交わる三叉峰の先、大権現周辺までが一番目についたような気がした。




コメバツガザクラ

オヤマノエンドウ



横岳山頂を過ぎ一旦茅野側に降り、今度は清里側に登り返す「カニの横ばい」といわれる岩場の通過も緊張する場所だと思う。慎重に歩きさえすれば問題ないと思うが悪天候時は注意箇所だと感じた。




カニのヨコバイ

ウルップソウの赤ちゃん

硫黄岳への登り



あと1か月もすれば見事なコマクサが咲くのでしょう、台座の頭を右に見る、なだらかな斜面の歩きは広々として大変気持ち良いところ。硫黄岳山荘を過ぎ、いくつかのケルンに沿ってつけられた硫黄岳までの登りは、勾配こそ緩やかだが、疲れてきた足には意外と堪えた。





硫黄岳の爆裂火口


山頂ではザックを下ろし爆裂火口を覗き込みに。怖いもの見たさで近づくものの、今回も足がすくみ長居はできなかった。さわやかな風が通り抜ける山頂は大変気持ち良い。長い下りに備え歩いてきた横岳方面を眺めながら、菓子パンと飲むヨーグルトでお腹をこしらえた。




柳川北沢に架かる橋

長い林道歩き



赤岳鉱泉では屋根を新しく葺き替え中で大勢の職人が働いていた。北沢コースの下りは明るくていいが、標高が下がってきた分だけ強い日差しも加わってとても暑い。衣服を脱ぎ体温調整するが疲れも重なってきた女房の足取りはますます重くなってきた。特に砕石が新しくひかれた長い林道歩きが堪えたようだった。



2007年6月12日
To Maezawa



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