八ヶ岳中信高原国定公園
赤岳・横岳・硫黄岳
赤岳(2.899m)・横岳(2.829m)・硫黄岳(2.760m)

自宅発3:15→3:50中央高速諏訪湖SA4:15→諏訪南IC→5:00美濃戸山荘登山口5:40→8:20行者小屋8:40→文三郎尾根分岐8:55→中岳、赤岳分岐10:25→11:30赤岳頂上12:15→13:00赤岳天望荘(泊)

美濃戸山行者小屋赤岳天望荘赤岩の頭赤岳鉱泉
地図はイメージです





赤岳山頂から横岳方面を望む



2003年10月6日
八ヶ岳へ登ることなど昔の自分からは想像もできなかったことである。それがいよいよだ。ただいつもの山行き相棒である女房、家を空けれなくなり単独の登山となってしまったのが残念である。気持ちの高まりで早く目覚め、早い出発となったが見送りに玄関先まででてきてくれた。

中央高速に入ると、いつもの眠気防止と退屈しのぎでCDチェンジャーのスイッチを入れた。ハイトーンのトランペットが鳴りはじめた。歌唱力抜群な歌手の珍島物語である。女性歌手の歌の時、ちょっと音程を外しながら直ぐに歌いだす女房が今日は横にいない。しょうがないので自分で声を張り上げ歌ってみたがつまらんのですぐ止めた。相変わらず綺麗な諏訪の夜景を左に見ながら車を走らせた。

迷わず行きたいので諏訪南インターまで行くことにした。料金ゲートのおじさん、八ヶ岳ですかと聞いてきた。どうして判ったのかなぁ・・・。
真っ直ぐな高原道路が続く、赤く実をつけた街路樹のナナカマドがライトに浮かんでは消えた。途中、煌々と明るい畑があった。車を脇に止め降りていくと5人の家族でしょうか発電機を廻しヘッドランプをおでこにつけ忙しく働いていた。お嫁さんでしょうか、薄明かりでもわかる綺麗な女性が空き箱を取りに近くにきた。
何の野菜なんです?・・・。セロリです・・・。そういえば特徴のある香りが風に乗ってくる。新鮮な野菜をと早朝の出荷作業、ご苦労様と思わず声を掛け、広い畑に目をやり車に乗り込んだ。道路沿いには大きなハウス、露地物のホーレンソウなど大きな畑が連なっていた。




薄暗い中、南沢へ

緩やかな登りで歩きやすい



美濃戸口から更に奥への林道分岐も親切な看板ですぐにわかった。初めての暗い道、何か出てこないかと目を凝らしながら進んだ。途中二手に分かれ、この道でいいのかなと思う頃、再び合流した。当初、どの駐車場に止めさせていただこうかと迷ったが、できるだけ奥までと美濃戸山荘 ●印 まで入った。三軒の山小屋間は想像していた以上に近かった。
美濃戸山荘の受付では、やはり宿泊者のみ駐車できるとのこと、山小屋の様子を聞くと混んでいないということなので天望荘をお願いすることにした。そういえば駐車場、この時間のせいなのか10台も止まっていなかった。駐車料も宿泊すれば無料とのこと、山小屋も食事、接客も含め競争の時代に入ったようだ。

シートを倒し休んでいたが、空が白々してきたので起きだした。2.3のパーティーがヘッドランプを点け通っていった。さて自分もと身支度を整えた。中身を厳選し10sを切ったザックは背負ってみてやはり軽い、歩き出しも軽快である。南沢のせせらぎの音が清々しく聞こえてくる。人気の山道だけあって歩きやすくなっている。苔に覆われた大石を左手に見て進むが、他かに登山者の居ないこともあって静かで気持ちよい歩きである。凡そ1時間近くなったので小休止のためザックを降ろし小さな石に腰掛けた。周辺の木々を見渡すと弱い光線が当った赤い葉が小さく揺れていた。




休憩中のパーティー

天候が怪しくなってきた



水がほんの僅かな沢に出た。休憩中の先行パーティーが休んでいた。挨拶すると休んでいかんかねぇ〜と声がかかった。いまそこで休んだばかりだと話すと足取りが軽快だねぇと褒められた。単純だから嬉しかったが抜かれることはあっても追い越すことなど初めてなので戸惑った。どうやらじっくり同じペースが意外に早いのだなと学んだ。

出発から凡そ2時間、広く平坦な枯沢のルートにでた。行き交う登山者もなく、いつもの同行モデルもいないので被写体に困る、そこで自分が登場することにした。300gの小三脚はザックの中なので小石の上にカメラをセットした。念入りに繰り返すこと三回、その内の一枚が右上の後姿となった。なんとも寂しそうである。だれも見ていなかったが目撃者がいたら変な爺と思ったことだろう。なんだか前方が霞み、細かく白いものが舞ってきたようだ。





大粒の雪に(行者小屋)



枯沢を離れ、右手、木々の間の登山道に入った。次々と下山する人とすれ違うようになったがレインウエアを着けている。細かな白いものが大きくはっきりとした雪になってきた。小屋がまもなくと横着していたが袖も濡れ冷たくなってきた。大きな樹の下に入りザックカバー、スパッツ、レインウェアの上着だけを急いでつけた。それからほんのひと歩きで中間点?の行者小屋に着いた。●印

小屋は休憩と情報交換の場でもある。上部の雪の状態を下山してきた人に聞いてみた。多いところでは5cmはありそうで、まだ降っていますからねぇ・・・と話す人。やぁ〜どんどん下ってくる人もいるし登る人もいるから大丈夫じゃねぇ〜という人。やはり人それぞれ感じ方は微妙に違うようである。屋根下に入り少し状況を見る為ザックを降ろした。白く舞う雪を見ながら買ってきた鮭おにぎりを食べたが冷たくて美味しくなかった。この雪、予報による弱い気圧の谷の通過に伴う影響だなと思った。午後から回復してくるのを信じて腰を上げた。



2003年10月6日 撮影

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