駒ヶ根市&長谷村
戸 倉 山 登 山
(とくらやま)(1.681m)

自宅発7:30→キャンプ場登山口8:15→分岐9:20→東屋10:00→西峰山頂10:15→東峰山頂10:25→西峰10:45・昼食・西峰発11:45→キャンプ場着13:40→自宅着14:30

落合バス停 茅葺きの家 下田バス停 キャンプ場 東屋
コースはイメージです



2003年6月9日
戸倉山は昨年の秋に登って以来2回目です。いつものパートナー女房殿は昨日から一泊旅行で留守、単独での山行きとなりました。さすが三週続いての山行きで疲れの心配もあったが、じっとして居れなく悪い性分である。
妻に山行きを連絡し、今回は戸倉山キャンプ場から登ろうと出発した。●印 駒ヶ根から県道49号線、落合バス停を左折 ●印 地方道51号に入ってすぐの所にある茅葺きの家 ●印 を見学した。江戸時代後期の建築といわれる旧木下家は、手入れの行き届いた状態で保存され駒ヶ根市の有形文化財に指定されていた。




茅葺きの家

登山口のキャンプ場



キャンプ場横の駐車場は10台ほど停めれる広さがあり奥のほうに一台止まっていた。身支度を整え歩き始めた。キャンプ場には木漏れ日が差し、10棟ほどあるバンガローは季節の到来を待っているようだった。山からの動物除けの電極線を跨ぎ進むと右手に折れる標識があった。道は踏み込まれていて大変歩きやすい。小さな尾根登りで凡そ20分、最初のベンチに着いた。白樺、コナラなどの雑木林を更に進むと大きな赤松のあるベンチに着いた。説明板によると馬止めの松とのことで、草刈りに来た人が馬を留め置いた場所と記されていた。

立ち休みの後、ブナなど緑いっぱいの気持ちよい斜面を登っていくと頭の折れた立ち木の側面に茸が顔をだしていた。どこかで見たことのあるような気がしたが写真だけにして採らなかった。歩き始めて凡そ1時間、つがの大木の根元でリュックをおろし一休みした。




馬止めの松

ヌメリスギタケ



上の森からの分岐を経て、五合目の標識、手入れの行き届いたカラマツ林を通り、6合目(頂上まであと1km)の標識を過ぎてまもなくベンチが見えてきた。前回も休憩した大きなベンチだ。開かれた樹木の先には霞む里と残雪の中央アルプスを微かに望むことができた。小休止の後、ほんのひと登りで平坦な尾根にでた。滝コースへの分岐、サルの松、天狗伝説の岩など右手に見ながら登っていくと若い男性二人連れが元気に降りてきた。

こんにちは・・・と挨拶。関西から着たとのことでした。山頂での展望の様子など話してくれ、お気をつけてと激励された。左手は雑木、右手は赤松林を見ながら緩やかに登っていくと金明水と豊富な水場がある東屋に着いた。●印 冷たい水で汗まみれの顔を洗い気持ちよかった。近くにはピンクも鮮やかなクリンソウが咲いていた。




水場もある東屋

ニシキウツギ



急で狭い登山道をひと登りすると石碑がいくつも並ぶ西峰に着いた。生憎、雲のかかった山並みは微かにしか見えなかった。祀られた祠にお参りした後、前回行かなかった一等三角点のある東峰に向かった。緩やかな尾根道歩きで5分ほど、薬師如来像のある東峰に着いた。南アルプスも木々の間から甲斐駒ケ岳と鋸岳がうっすらと、真正面の仙丈ケ岳は厚い雲に覆われ見えなかった。

昼食はブナの大木の下、山ツツジに囲まれた西峰に戻ってとることにした。風も当たらずのんびりの食事となった。食事も終わり帰ろうとした時、おばちゃんたちの賑やかな声が聞こえてきた。地元高遠からの四人組だった。避難小屋を覗き、こりゃぁいいねぇといいながら東峰を目指していった。下山途中、若い男女も登ってきた。本にも紹介されたことがあるだけに認知された山だなと思った。




西峰山頂

東峰・薬師如来像



さすが三週連続の山登り、腰に疲れがでてきた様だ。ここでぎっくり腰にでもなったら大変と時間をかけ慎重に下った。登山口に無事戻ったときホッとしたが、このあと旅行帰りの女房を迎えにいかなくちゃの仕事も残っていたのだ。途中で見かけた茸について帰宅後、二三日前の新聞に載っていた記事を思い出しヌメリスギタケということを知った。梅雨時に出る人気の茸だそうで採らずに帰ったのが悔やまれた。酒の肴が一品増えたのに・・・。



2003年6月9日 撮影

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