山梨県 大月市
滝 子 山 登 山
(たきこやま)1.590m

自宅発3:45→国道152号線→中央高速道諏訪南IC→勝沼IC6:10→国道20号線→林道大鹿峠線→道証地蔵登山口7:00→10:15・滝子山・11:30→道証地蔵登山口14:00→市川三郷町「みたまの湯」16:30→中部縦貫道南アルプスIC→中央高速道伊那IC→18:15自宅着

吉久保入口道証地蔵登山口 曲沢峠分岐 鎮西ヶ池
地図はイメージです





滝子山山頂からの富士山



2005年11月21日
山梨県大月市が選定している秀麗富岳十二景(しゅうれいふがくじゅうにけい)にも選ばれている滝子山は富士山が綺麗に見えることで人気の山です。同じように選定されている高川山に登った時に見た、美しくどっしりとした山容にも魅力を感じて、いつの日か登ってみたいと思っていました。




道証地蔵登山口

平ツ沢の左岸へ



国道20号線、吉久保地籍から入る道は集落の間の狭い道を通っていく。それぞれの角には標識も立てられていてありがたい。中央高速道の高架を渡り、程なくの桜公園を右手に見、舗装された林道を大鹿川の左岸に渡り沿うように上って行く。やがて林道も大鹿峠への分岐からは砂利道となった。

道証(みちあかし)地蔵近くの退避スペース脇に車を停めさせていただいた。コース入口には熊の目撃看板があったので熊除け鈴を取りに車に戻った。平ツ沢に沿って登る道は檜や杉の植林帯が緩やかに続きます。凡そ30分ほどの歩きで架けられた丸太橋で右岸に渡った。橋の上部には三丈の滝があった。




三丈の滝

沢沿いの狭い道

大谷ヶ丸への分岐



沢に沿った道は大岩をスパッと切ったような切石や、大小さまざまな滝を見ながら急傾斜の山腹を横切る形で延々と続きます。所々には地元笹子小学校児童手書きの道しるべも立てられていました。大鹿山への分岐を過ぎる辺りから、補助ロープがついた少し緊張の岩場越えもでてきた。体の幅程の狭い砂地のサラサラ道には踏み外し要注意のところもありました。

曲沢峠への分岐を過ぎると上空が明るく開けてきた。葉の落ちた枝越しからは、右手遥かまだ遠い位置に滝子山が確認できるようになった。やがて広く切り開かれた気持ちよい防火帯の登りがしばらく続きます。大谷ヶ丸への道を分け、畳半畳ほどの小さな鎮西ヶ池を右に、初狩からのコースと合流し最後の急登を喘ぎながら登ったところが山頂でした。




鎮西ヶ池の白縫神社

防火帯の登山道

滝子山山頂



山頂ではお目当ての富士山方向へすぐ目がいってしまいます。東西に細長い山頂は西側の樹林と大きくなってきた樹が展望を妨げるものの広い範囲が見えます。高速道で見たときには覆っていた雲も少なくなって、優美な稜線も見えての富士山展望に間に合いました。麓から沢だけ見詰めて黙々と歩いたのが報われた瞬間でした。

一番乗りとなって静かな山頂が暫くでしたが、それぞれのコースから登ってきた人達で賑わってきました。この日会った登山者は男性ばかり10人程でした。山頂ではゆったりの展望と食事の時を過ごしましたが、夕方から予定があったため時間にあまり余裕のない帰りです。復路も来た道の戻りとなりました。





大谷ヶ丸、ハマイバ丸、大蔵高丸、黒岳、雁ヶ腹摺山



2005年11月21日 撮影



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