中信高原国定公園
丸山・高見石・白駒池
北八ヶ岳・麦草峠から白駒池トレッキング

2004.10.11自宅発5:50→中央高速道→諏訪IC→R299メルヘン街道→7:30麦草峠駐車場8:00→丸山9:15→9:45高見石10:15→11:00白駒池(小休止・池周回・昼食)14:00→麦草峠駐車場15:00→横谷渓谷・王滝→中央高速道→自宅着20:00

麦草ヒュッテ 高見石小屋 白駒荘青苔荘白駒池入口
地図はイメージです





白駒池の紅葉



2004年10月11日
北八ヶ岳の山々は南八ツとは違った魅力があるといわれる。四季を通じて訪れる人も多いそうだが、特に新緑や紅葉で有名な白駒の池はアプローチが手軽なこともあり人気のスポットのようだ。私たちが行ったこの日も、多くの登山者や大型バス、マイカーで訪れた人たちで賑わっていた。

茅野市街地を抜け国道299号線、通称メルヘン街道をジグザグに上って行くが、標高が上がるにつれ、周辺の落葉松や白樺の色付きが目立ってきた。好天の予報通り麦草峠駐車場に着く頃には、差し込む朝日が眩しく正面の茶臼山もくっきり見えていた。




麦草峠駐車場

麦草ヒュッテ



駐車場はすでに 1/3 ほどの車が停まっていた。出発を前にしての身支度だが、前日午後からの雨情報に泥濘も考えスパッツもつけた。公衆トイレ脇から散策路に入るが、歩き出して間もなく麦草ヒュッテ前にでた。駐車場を横切る形で遊歩道に入るが、近くには東屋もあり広々した笹の原が続いていた。

丸山から高見石方面は、すぐの分岐を右手に折れる。やはり登山道に入ると足元がぬかるんで滑りやすく、所々笹につかまり登るところもあった。比較的緩やかな傾斜となった。コメツガやシラビソの森林帯だが、木々の間から漏れてくる正面からの光がなんとも幻想的だ。また真っ赤な実のゴゼンタチバナの群落は一際目立った。




苔むした道を

ゴゼンタチバナの群落


ゴゼンタチバナの実

前夜の雨にぬかるんで


急な登りが

丸山の山頂



丸山山頂に近づくと登りも急となってきた。木の根っこがむき出しで大きな石もある中をジグザグに登っていく。対向する散策者や後発の登山者も増えてきた。途中から一緒となったご夫婦と後先になりながら丸山に着いた。丸山山頂は展望もないため記念撮影だけで高見石に向かうことにした。高見石へは大きな石道の下りだが、ほんのひと歩きだった。

好展望といわれる高見石、それぞれのコースから続々と登ってくる。小屋脇から展望岩までは、足の短い女房、最初の大岩でちょっと難儀してしまった。ワクワクしながら登りきった高見石だったが、期待を裏切らない展望が広がっていた。




高見石小屋

賑わいの高見石



高見石から望む白駒池



高見石からの写真撮影と、ひとしきりの展望が終わった頃、上空には厚い雲がかかり始めた。雲の流れは早いが僅かの時間差で、先ほどまでの黄葉の輝きがなくなってきていた。次々と家族連れなど登ってくる中、白駒池への下りは南コースをとることにした。

白駒池に下りると大勢の人達が散策していた。狭い場所では行き違うのもなかなか大変だ。白駒荘前のベンチで小休止の後、池周回コースを歩いてくることにした。ビューポイントと思われる場所ではカメラマンが日の当たるのを待って渋滞状態のところもあった。





見事な紅葉


人気の撮影ポイント

日が射すと美しく



逆光は鮮やかだ



白駒池の周回コースは紅葉、黄葉の美しさはもちろんのこと、針葉樹林の根元を厚く覆う苔の美しさも見事なものであった。雨の降る日などは違った風情があるのではと感じた。白駒荘に戻ってからは靴を脱いで上がり、山菜天ぷらソバをいただきゆっくりの昼食となった。





見事な苔の原生林



白駒池からの戻りも麦草峠へのコースに入ると喧騒が一変し静かな歩きとなった。敷設された木道沿いにはシャクナゲがびっしりで、花咲く時期にはまた素晴らしいのではと思った。

帰路、やはり紅葉で有名な横谷渓谷の王滝にも寄ってみた。横谷観音堂前の展望台では、傾きはじめた西日に照らされ、色付き始めた楓や白樺が青空を背景に浮かび上がって見えた。



2004年10月11日 撮影

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