山梨県 上九一色村
三方分山&パノラマ台
(さんぽうぶんざん)1.422m
自宅発2:50→中央高速伊那IC→ETC深夜割引→山中湖IC→5:30山中湖村パノラマ台7:00→精進湖駐車場8:20→精進登山口8:30→9:30女坂峠9:40→10:30三方分山10:50→精進峠11:30→12:50パノラマ台13:50→14:50駐車場15:00→精進ブルーライン→国道20号線→国道152号線→高遠さくらの湯→8:00自宅着

精進登山口 女坂峠 精進峠 パノラマ台下方面分岐
地図はイメージです





パノラマ台からの展望



2006年12月18日
山頂は薮に遮られ展望イマイチの思い込みから、なんとなく後回しになっていた三方分山・・今回登ってみて、その思いを一変させました。頂上では富士山側が切り開かれて目の前には雄大な富士山がドカン。そしていっぱいに広がる裾野の中ほどには、ぽこっと小さく盛り上がった大室山。なるほど子抱き富士の謂れが頷けるほど、まるで赤ちゃんのように見えたから不思議だ。




コースの案内板

古い茅葺き民家



早朝、山中湖村にあるパノラマ台で上手に撮れなかった【紅富士】に、がっかりし精進湖にきた。三方分山からパノラマ台まで・・女房には標高差凡そ500mほどで楽勝だ、そして楽しい楽しい尾根歩きが待ってるよと、ちょっぴり長丁場となる歩きを伏せての出発は、気の弱いかつとんとしては胸の痛みを覚えた。(笑)

精進のバス停脇から入った登山道、いまは住む人もいない茅葺きの家がいくつも残っていた。きっと北と南、両集落を隔てている山槐が、当時重要だった峠道も、その後トンネルが開き、時代と共に人の流れも激変していったのでしょう。でも遠い昔、多くの人達が往来したであろう峠に通じる道は、なかなか趣がありました。




鼻血の治療

二人だけの静かな歩き

女坂峠到着



人家のあるところを離れて間もなく、女房・・鼻血がでてきたとストップしてしまった。大丈夫かと声掛け、治療のために小休止となった。治療といってもティッシュを丸めて突っ込むだけの鼻ぼっちょ。その後、息がしずらいから当然かも・・ハアハアいいながら、あまり人に見せられないお顔で歩くことになりました。





三方分山からの富士山



出発から凡そ2時間あまり、三方分山に着いた。山頂では雑木林が邪魔をして展望が良くないとばかり思ってきたが、なかなか見事な展望だ。富士山側は広い範囲の木々が払われて見やすいようになっていた。

三方分山からパノラマ台までの尾根歩きは葉の落ちたコナラやブナ林の中、小さな上り下りが延々と続きます。樹間からは遥か遠くに南アルプスや八ヶ岳の峰峰が、雲のショールをまとったような姿で見え隠れ。風もなく降り注ぐ日差しも柔らか・・朝方の冷たい空気が嘘のような気持ちよい歩きでした。




アップダウンが延々と

パノラマ台下への分岐

素晴らしい展望



そんなにきつくはないけれど下ったと思ったら登り、登ったと思ったら下りと、いささか退屈な歩きが続きます。女房・・眼は笑ってはいるが、こんなに歩かなくちゃあなんて騙されたといいだした。そして結婚以来騙され続けてきたと、山歩きとは関係ない方向にも話が行く気配・・。かつとん・・パノラマ台に着いたら暖かなカップ麺を作ってあげるからと、ここでもささやかな食べ物で釣り、尻をたたいた。





正にパノラマ展望



ちょっとした広場といった感じのパノラマ台は名前の通り素晴らしい展望のところでした。目の前には大きな富士山が、ちょっと頂は雲で隠れてきたものの遮るものもなく見える。また緩やかな裾野はどこまでも遠く広がっていた。パノラマ台の縁まで寄れば眼下に出発点の駐車場と精進湖が。そして尖がった形の王岳から山並みがいくつも続く御坂山槐の先には三つ峠山の鉄塔群も鮮明に見ることができました。



2006年12月18日 撮影



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