王 滝 口 御嶽山登山




王滝頂上小屋前の石段

王滝頂上奥社本宮



王滝頂上小屋の前にある石段を登ると石垣に囲まれた御嶽神社頂上奥社本宮があった。立派なものである。手を合わせお参りしたあと囲まれた石垣をでると風に乗って強烈な硫黄の匂いがしてきた。左手を見ると噴気口から微かな音とともに硫黄を噴出していた。
八丁ダルミは強風が吹き抜ける場所のようだが幸いに僅かな風であった。周辺は草花が育たないのか見渡す限り岩礫の風景がひろがっていた。ガスの検知機も設置されている。



八丁ダルミから剣が峰をめざす

八丁ダルミから剣が峰をめざす



眼前の最高峰 剣が峰を目指すが中々近づかない。疲れてきた女房は歩幅も小さくなってしまう。もうちょっとだからと励ました。山頂直下には2軒の山小屋があり脇を通って進むと、さらにその上部に通じる石段があった。新しく改修されたようだがピカピカに光っている。この最後の登りがなんともキツかった。山頂の神社ではちょうど儀式が始まるところだった。神官が二人と信者、登山者も含めて20人ほどが並んでいた。
山頂からの眺めは雲が沸き始めており残念ながら遠くの山々は隠れていた。ただ上空の真っ青な空と右下に見えるコバルト色の二の池は素晴らしいものだった。



硫黄の噴出口
硫黄の噴出口

山頂まであと少し


最後の石段
山頂で記念撮影
山頂で記念撮影



剣が峰から二の池を望む

最高峰の剣が峰から二の池を望む



昼食には時間も早かったので下山の途中でとることにして山頂を離れることにした。帰りは二の池の近くの分岐まで行き、八丁ダルミに通じる巻き道を通ることにした。このコースは途中、黒沢口へ向かう修行者一人が足早に追い越して行っただけで二人だけの静かな山歩きとなった。



2002年9月3日 撮影

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