王 滝 口 御嶽山登山
王滝頂上(2.936m)・剣ヶ峰(3.067m)

自宅発22:30→田の原登山口着1:30・仮眠・登山口発6:00→八合目石室7:30→九合目石室着8:45・発8:55→王滝頂上9:20→剣が峰着10:00・山頂発10:15→二の池分岐10:45→王滝頂上11:05→九合目石室着11:25・昼食・石室発12:15→田の原登山口着14:00・登山口発14:10→王滝うしげの湯→自宅着18:10

コンビニ 国道361号分岐 元橋交差点 黒沢 王滝 田の原登山口
コースはイメージです



2002.9.2
急に思い立ったわけではないが日帰りも可能な山として御嶽山を選んだ。3年ほど前に登った木曽駒ケ岳山頂からの印象が強かったからである。登山口を早朝発ちしたい為、前夜の内に家をでることにした。中央高速から塩尻経由も考えたが伊那から木曽谷を結ぶ権兵衛(ごんべい)峠を越えることにした。

夜中の峠越えはちょっぴり不安でもあったから、より慎重な運転を心がけた。特に伊那側は狭く急カーブの連続である。普段は助手席ですぐ寝てしまう女房も目を見開いている。まぁ、安心して寝られる状況でなかったのでしょう。ちょっと道を外れれば谷底ですから・・・。
時間が時間なので行き交う車は一台もなかった。ただ道路を突然横切ったムササビと三回ご対面しただけで峠を越すことができた。

国道19号にでると木曽街道をぶっ飛ばす大型トラックの車列に巻き込まれた。後ろに付かれると峠越えよりこちらのほうがより怖い。左に寄って何度か先に行っていただいた。私はそんなに急ぎませんので。
木曽大橋手前のコンビニに寄って食料の調達をした。朝食用のサンドウィッチとお昼用のおにぎりである。元橋交差点を右折すると途端に私の車だけになってしまった。王滝川に沿って県道を登って行くと黒沢の分岐に着いたので左に折れ王滝村を目指した。左手に独特の形をした牧尾ダムが一瞬ライトの先に見えたが御岳湖は闇の中だった。

案内標識に沿って右折すると王滝村の中心地となった。小さな町を抜けるとカーブの多い御岳スカイラインとなり御岳スキー場に向かって高度をどんどん上げていった。道路添いには無数の霊神碑が点在していた。長い歴史を持つ信仰の山に通じているのだなぁと思った。やがてスキー場を縫うように登り、何回かリフトケーブルの下をくぐると終点の田の原に着いた。
広い駐車場には30台ほど停まっていたが仮眠中のようであったので素早くエンジンを切り、ライトも消した。私達も早く体を休めようと睡眠薬代わりのお酒をちょっといただいたがペンライトの小さな明かりを頼りに慌しいものであった。



登山口から直接、山頂を望め楽しい限りだ

田の原登山口に立つと正面に山頂を望むことが出来る



2002.9.3
目覚まし時計の鳴る音で気がついた。5時である。僅かな時間だったと思うが眠ることができた。毛布をたたみ外に出ると周りの人達も起きだしてきた。早速お湯を沸かし朝食の準備を始めた。サンドウィッチと豚汁、そして自家製のトマトだ。ちょうど朝日に浮び上がった御嶽山を真正面に見ながらの食事となった。

田の原登山道入口には大きな石碑があり、石の鳥居をくぐると広い砂利道が真っ直ぐ伸びている。眠っていた体を目覚めさせるにはちょうど良い平坦な道である。道の両側にはシャクナゲやハイマツ、オオシラビソを見ることができた。この場所はすでに海抜2200mほどあるようだ。爽やかな朝である。



朝焼けの御岳
朝焼けの御岳
田の原登山口の鳥居
田の原登山口の鳥居



田の原天然公園にある霊場

田の原天然公園の中にある霊場



凡そ15分ほど歩くと傾斜が少し登りとなり、突き当たった所に木の鳥居の社があった。大江権現、御祭神は(いざなぎのみこと)と書いてある。明治9年頃までこれより上部は女人禁制であったらしい。手を合わせ御嶽山への入山と安全登山のお参りをさせていただいた。いよいよ道幅も狭くなり山道になっている。信仰登山をする人達にも歩きやすいようにと配慮したのか木の階段で整備されていた。だが木の階段の間隔は一定でないのでかえって歩きにくいと感じた。




大江権現

階段状に整備され



2002年9月3日 撮影

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