富士見町・高遠町・長谷村
入 笠 高 原(初夏)





  入笠牧場にて



2005年7月5日
折角の休日も夕方から予定があったのと梅雨の最中のハッキリしない天気もあって愚図愚図した朝だった。それが次第に広がってきた青空に女房と二人して落ち着きがなくなってきたのです。ちょっと汗をかきに歩いてこようと急遽の散策候補に上ったのが30分で山頂に立てる入笠山となりました。

桜の高遠町から国道152号線で杖突峠に向けて走るが、長藤板山(おさふじいたやま)地籍から右折して芝平高遠線を通って行くことにしました。この道路、狭く山室川に沿って小さな集落を抜けていくが、やがて舗装も切れダートの道となり心細くなった頃、標高1.450mの芝平峠に着きます。




シロバナヘビイチゴ

ギ ボ シ

ミツバツチグリ



千代田湖、青柳への分岐ともなる芝平峠からは入笠山に向け山腹を巻くように付けられた道を進んでいく。サイクリングロードコースにもなっているこの道は所々距離を示す標識が立っていた。やがて道路の左右には広大な入笠牧場となるが、そこここには放牧された乳牛など、日向ぼっこや牧草の続く山腹で長閑に草を食んでいました。




キバナノヤマオダマキ

ウツボグサ

カラマツボックリ



マナスル山荘脇の駐車場に車を停め、歩き始めた登山道は前回登った時より更に歩きやすくなっていた。途中緩やかに巻いて登るコースと岩道との分岐があるが、山頂直前の直登で僅かな岩道を頑張れば、あっさりと 360°の展望が広がる山頂だ。





キアゲハ 入笠山頂にて



山頂は爽やかな風が吹き抜けて大変気持ちよかった。さすがに梅雨時のこの季節、遠くの峰々は雲に隠れていましたが、眼下に広がる周辺の町並みはハッキリ見ることができました。

二人だけの貸し切り状態となった山頂では1時間30分も過ごしてしまいました。帰りはシーズン前でまだ静かな千代田湖を経由し、高遠温泉「サクラの湯」により温まり帰ってきました。



キャンプ場もある千代田湖

千代田湖


2005年7月5日 撮影



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