山梨県・長野県
金 峰 山 登 山
きんぷさん(2.599m)・ 朝日岳(2.579m)

自宅発5:00→中央高速道伊那IC→甲府昭和IC6:15→国道20号→国道140号→林道川上牧丘線→8:10大弛峠8:30→朝日岳9:40→11:00金峰山・昼食・発12:00→14:40大弛峠15:00→甲府昭和IC16:50→中央高速諏訪IC→国道152号→高遠さくらの湯→自宅着20:00

柳平地籍大弛峠登山口 朝日峠大弛小屋
地図はイメージです





鉄山(左)と金峰山(朝日岳西側展望地から)



2005年8月29日
登山口までのアプローチが遠いのではと敬遠していた奥秩父方面の山だった。その後、条件の恵まれた時の素晴らしい展望を知るにつけ、いつかは足を延ばしたいと思うようになっていた。好天予報を聞き急遽山行きを決断したのは前夜も遅い時間でした。

登山口の大弛峠を7時30分には歩き出したいと計算しての出発でしたが、読みも外れて甲府昭和ICから2時間近くかかってしまった。途中の柳平地籍先では林道改修工事中で通行止め予告の立看板もあった。クネクネと曲がりながら標高を上げていくと前方に特徴ある五丈岩に続く稜線が見えてきた。




朝日岳手前の岩場

キノコも顔をだし

朝日岳西のコル



着いた大弛峠の駐車場では平日にもかかわらず多くの車が停まっていた。身支度を済ませた登山者と相前後しながらシラビソの樹林帯を進みます。途中木々の間から頭だけ出した富士山も見えていた。一旦小さく下ったところの朝日峠から登り返すと朝日岳手前の岩場となり甲武信岳方面が良く見えた。

岩場からひと歩き、朝日岳山頂を過ぎ西側へ行くと更に目の前が広がった。目指す金峰山が聳えて稜線を歩く先行者が小さく見えた。小休止のあとガレ場を下るとコバイケイソウが多い朝日岳西のコルといわれる静かな場所だった。




ナナカマド

ウラシマツツジ


森林限界の稜線歩き

コケモモ



立ち枯れの木々の間を小さく上り下りすると鉄山を巻く平らな道が続く。登山道両脇には花後のシャクナゲがいっぱいだった。やがて前方が青空いっぱい広がり金峰山東肩といわれる森林限界にひょっこり出た。山頂までのハイマツ帯は見晴しの良い稜線歩きで爽やかな風も受けて心地良い。ただ湧きだした雲に八ヶ岳の頂きや南アルプスの名だたる山々は隠れて見えなかった。





金峰山頂手前から望む瑞牆山



金峰山頂は大きな岩がゴロゴロと積み重っていて、マークに沿って回りこんだところに三角点があった。そしてその先、岩場を降りたところに金峰山のシンボルの五丈岩がドンと座っていた。気持ち良い陽射しのもと次々と登ってきた人たちも思い想いの場所でお弁当タイムだ。我が家も1時間とのんびり過ごしてしまった。




金峰山頂

岩場を降りて





金峰山シンボルの五丈岩




五丈岩を離れて

岩 岩 岩の山頂を後に



のんびりの昼食タイム中、五丈岩を前に記念の写真撮影する人はいたが果敢に登ろうと挑戦する運動神経抜群の人は現れなかった。もちろん我がチームも老年を自覚し、またヘリコプターで下山したくなかったので見るだけにしておいた。





復路 金峰山の東肩


帰りの歩きも楽しい。夏の花は終わったが、トウヤクリンドウや色づき始めたウラシマツツジ、真っ赤なナナカマドの実が秋の気配を感じさせる。また数年に一度といわれる濃い青紫色のオオシラビソの実がびっしり実っているのも見ることができました。



2005年8月29日 撮影



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