後立山連邦 富山県・長野県
唐 松 岳 登 山
(からまつだけ)2.696m
(1日目)
自宅発3:30→中央高速伊那IC→豊科IC→北アルプスパノラマライン→国道148号線→黒菱展望道路→6:30黒菱第3リフト7:15→グラートクワット→八方池山荘7:30→八方池8:45→10:00扇雪渓10:10→12:00唐松岳頂上山荘(泊)

黒菱第3リフト 八方池山荘 八方池 唐松岳頂上山荘





唐松岳と頂上山荘



2006年8月7日
ドンドコ沢から鳳凰三山を目指したものの遭えなく敗退してから一週間、全身の筋肉痛もやっと癒えてきた。このままではと北アルプス後立山連峰は唐松岳へ。ここはゴンドラやリフトが通じているため人気もあり、山頂からの眺めはもちろん、そこへ通じる尾根歩きも変化があるとのことで楽しみとなりました。

早朝の出発から二時間半、トイレ休憩も兼ね、まずは多くの登山者の出発拠点となる白馬駅へ寄ってみた。駅前は早い時間にもかかわらず大きなザックを背負った登山者がバスを待っていた。歩き始めとなる黒菱第3リフトへ向う展望道路を案内地図で確認してから朝日に照らされた西山に向ってアクセルを噴かした。




黒菱第3ペアリフトから

タカネナデシコ


クルマユリ

整備された登山道



ジグザグに高度を上げていく展望道路は標高が上るにしたがって見事な景色が広がりました。右手には白馬三山が雄大に、また麓を見下ろせば大きくカーブを切る姫川に沿って白馬の田園風景や街並みが小さく見える。やがて着いた黒菱第3リフト乗り場は広い駐車場もあり、小さな子供を連れた家族も準備をしていた。




八方池と白馬三山

ダケカンバの巨木道

シナノオトギリ



二つのリフトを乗り継いだところに八方池山荘が、ここから山腹を横切る形のルートをとりました。木道で整備されたところも多く道の両側は正に花道の歩きです。水洗トイレもある第2ケルンから第3ケルンの先までは展望の効く広い尾根道となった。白馬三山には雲がかかりはじめ稜線も隠れてきた。




ベニバナイチゴ

シラネアオイ

扇雪渓で小休止

キヌガサソウ



早い時間でしたから八方池までの観光客より更に上に向かう登山者の列が続きます。太く見事なダケカンバの林を過ぎ進むと、やがて扇雪渓に着いた。雪渓では思い思いの場所で休憩する登山者の姿があった。ナナカマドの見える位置に腰を降ろし私達も小休止、雪渓の上を走りくる風が冷たく気持ち良かった。




クロユリ

山荘まであと僅か

チシマギキョウ



ハイマツ帯に入り丸山のケルンを過ぎると尾根の南側を進むルートとなった。時間と共に青空が少なくなり谷間からガスが湧き上がってきた。花の種類も少しずつ変わりチングルマの綿毛が風に揺れ、斜面に咲くシナノキンバイの群落が一際目立った。そして狭い岩道を回り込んだ先に頂上山荘の屋根が見えてきた。




ガスに煙る唐松岳

唐松岳頂上山荘



2006年8月7日 撮影



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