松本市 安曇地区
上高地散策(冬)
(釜トンネル〜河童橋 11km)
自宅発5:15→伊那木曽連絡道路→県道26号線→沢渡駐車場7:00→7:25釜トンネル7:55→8:30大正池8:45→10:05河童橋11:30→大正池13:00→13:40釜トンネル14:10→沢渡駐車場→15:10乗鞍高原ゆけむり館16:10→県道26号線→伊那木曽連絡道路→18:00自宅着

釜トンネル 田代橋 ・穂高橋 河童橋
地図はイメージです





朝霧の大正池と穂高連峰



2007年1月22日
新緑から紅葉にかけ多くの観光客で賑わう上高地も、冬期閉鎖期間中はひっそりとし、限られた人たちだけが足を踏み入れる別世界なのかもしれない。以前の自分達には真冬に行くことなどとても考えられなかったこと。暖冬で雪が少ない、行ってきた人たちの情報が手軽に入るなど、ありがたい世の中になったものだ。

権兵衛トンネルをくぐり伊那と木曽とを結ぶ連絡道路、薮原から入る奈川木祖線は雪や凍結の心配もあったが除雪も行きとどき安心し通行できた。沢渡上、梓川を挟んだ対岸の駐車場では幸いにもタクシーが1台客待ちをしていた。帰りの迎えも頼み、釜トンネル入口まで送っていただいた。




新しくなった釜トンネル

除雪してあり助かる



釜トンネルを歩いて通ることなんてもちろん初めて、入口には長さ1.310 Mと立派なプレートがあった。この時期、治山工事車両が入っているとのことでゲートは開いていた。トンネル内は明かりがついているといっても間隔は遠くて薄暗い。ゆるやかだが傾斜のずうっと続く登りでたちまち汗が噴出してきた。

トンネルを抜けると道路は除雪されて歩きやすくなっていた。ただ圧雪され凍っているところもあったので、雪道歩きに慣れてない人は滑り止めがあると安心かもしれません。やがて左手高い位置に朝日を浴びた焼岳がくっきりと、そしていくつかカーブを曲がった先に飛び込んできた穂高連峰の見事さには感嘆した。





大正池と焼岳



大正池に近づくと前方の穂高連峰が更に大きく、左手焼岳の姿も堂々として圧倒された。湖面は半分以上氷が融け、朝霧が立ちのぼって、なんとも幻想的だ。大正池ホテル手前から河畔に降りるとマガモが数羽泳ぎ、僅かに残った枯れ木立が寒そうにみえる。時を刻むにしたがって湖面には穂高の峰峰が鮮やかに映った。




お猿さんが出迎え

田代橋から穂高橋



大正池を離れ田代池から田代橋へと続く自然研究路も踏み跡がしっかりしていて歩きやすい。ただコースを外すとズボッと落ち込み抜け出すのに苦労した。田代橋に近づくと、この辺りを生活エリアにしているのか、お猿さんの集団と遭遇した。狭い道で鉢合わせした小猿を背中の母猿、こちらの顔色を伺うようにしていたが、やがて道を譲ってくれた。





ケショウヤナギも赤み始めて

梓川の右岸を

春がそこまで



梓川の右岸に渡ってからの歩きは、六百山の頂から太陽がすっかり顔をだし雪面からの反射もあって眩しいくらい。やがて河童橋に近づくにつれ、やや赤っぽい樹木が多くなってきた。青い空に白い雪、白銀の世界の中にあって紅色の木々がとても目立った。

のちにといっても復路の説明板で知ったことですが、どうやらこの木・・冬から春に向って梢が赤く染まるケショウヤナギらしい。上高地と北海道だけに分布する珍しい柳ということだった。説明板によると上高地内には10種類近くの柳があるとも書かれていました。





河童橋を後にして



帰りの迎えタクシーの約束が午後2時半、タイムリミットの11時30分まで、河童橋脇で湯を沸かし昼食と写真撮影で過ごした。近くの土産店や宿なども閉鎖されていて、賑わうシーズンが嘘のような静けさだ。対岸の川縁では川虫を啄ばむのか【カワガラス】がせっせと水潜り、その動作が面白く飽きずに眺めた。

最高に恵まれてた好天も、予報通り穂高の稜線から雲が湧き出してきた。大きく崩れないうちにと帰ることにした。復路は梓川の左岸を辿り、田代橋の先からは自然研究路の林間コースを使った。あれほど奇麗に見えていた焼岳の頂きも灰色の雲に覆われ見えなくなっていた。やがて目の前にも粉雪が舞い始めた。






2007年1月22日 撮影



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