(南アルプス)甲斐駒ケ岳登山
2002.7.30


飲み過ぎで夜中に三度もトイレに起きてしまった。同室者は11人で肩の触れ合うこともなく暖かな布団で体を休めることができた。予約制とはいえ、ぎゅうぎゅう詰の山小屋が多い中、ゆっくり休める環境を提供してくれたご主人の思いが嬉しかった。
3時20分起床。3時40分朝食の準備もできていた。朝食も豪華板。ご飯にニラ玉汁、焼き魚に卵焼き、納豆に味付け海苔、白菜の漬け物とセロリ、凍み豆腐とキノコなどであった。

山小屋のスタッフに挨拶をして一番発ちをさせてもらった。仙水峠でのご来光に間に合いたい為である。真っ暗の中、ヘッドランプの明かりを頼りに慎重に登って行った。しばらくして樹林帯を抜けると左手に岩塊斜面があり、裾を行くようになったがなんとも歩きにくい。やがて正面が明るくなってきて峠の近いことがわかり早足となる。赤く染まり始めた東の空。峠には日の出8分ほど前に着くことができた。ちょっと遅れてきた女房共々、ご来光の美しさに感動した。若者3人も間に合い、盛んにカメラのシャッターを切っていた。


仙水峠を目指す

拡大写真で見られます



仙水峠から見上げる魔利支天は凄い迫力であった。逆光の影響か灰色で巨大な岩の塊は不気味な印象でもある。
駒津峰への急登が始まった。息を整え一歩、一歩と足を運ぶ。先が長いので水分補給と休みも定期的にとった。登った人の話に心臓がバクバクするほどだと聞いたが、想像していたほどでなかった。だいぶ高度を稼いだころ、陽射しも強くなってきて周辺の山々が浮かび上がってきた。




イワギキョウ?
ミヤマコゴメグサ
ミヤマコゴメグサ





仙水峠→駒津峰登山道から望む
2002年7月30日 撮影



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