感動のご来光(冷池山荘 展望台にて) |
●扇沢登山口 ■ 種池山荘 ● 赤岩尾根分岐 ■ 冷池山荘 |
2005年8月2日 4時少し回ったころトイレに起きた。廊下では早発ちの登山者が音をたてないよう慌しく荷物の整理をしていた。朝食は5時から、鹿島槍ヶ岳へ往復し連泊で宿めていただく予定だったが、大気不安定予報と学生の集団宿泊情報を聞き、あっさり鹿島槍行きの気持ちが萎えてしまった。 外用のサンダルを引っ掛け展望場所に出てみた。夜明け前の東の空は赤くなり始めていた。間もなくのご来光が見られそうであったので慌てて女房を呼びに駆け戻った。どこまでも続く穏やかな雲海の先に真っ赤な火の玉が顔をだし始めた。上空に広がる雲が鮮やかな色に染まった。 |
爺ヶ岳中峰&南峰 |
ハクサンイチゲ |
チシマギキョウ |
中峰を目指して |
爽やかな早朝の歩きは大変気持ち良い。昨日見えなかった遠くの山々もくっきりと見えている。昨日、ガスで気づかないまま通ってきた地形の違いもハッキリとわかる。非対称山稜と呼ばれるそうだが、怖いほど落ち込んでいる信州側の急斜面と、なだらかな斜面が遥か下の棒小屋沢まで続く富山側とでは見事な違いでした。 |
北峰の先には 秀麗鹿島槍ヶ岳 |
爺ヶ岳中峰からは 360°素晴らしい展望です。登頂を断念してきた鹿島槍ヶ岳は、湧き始めてきたガスを抱えて端整な形で見えています。西側正面には立山三山が、その右手には鋭い岩壁の剱岳が、南峰左手遥か遠くには、見間違えることのない槍ヶ岳と穂高連峰が連なっていました。 |
イワヒバリ |
爺ヶ岳 中峰山頂 |
中峰付近からの立山三山&剱岳 |
爺ヶ岳 中峰山頂から 槍 穂高岳 |
好天となり山頂からの素晴らしい展望を満喫したあと南峰に寄らず種池山荘で大休止をとりました。長い下りを前にして湯を沸かしてゆっくりの食事だ。 次々と到着する登山者と入れ替わりにザックを再び背負い種池山荘を後にした。当初の計画から短縮の一泊二日となったが、今年の夏山も充実した山行きになったと思った。 |
2005年8月2日 撮影 |
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