山梨県 山中湖村 石割山&平尾山登山 (いしわりやま)1.413m
■富士見平 ●石割神社奥社 ●平野方面分岐●駐車場分岐 |
石割山頂からの富士山 |
2006年1月23日 新年初歩きは暫く間隔もあいたので、手軽に登れて美しい富士の見える山と「石割山」に決定した。平野地籍の登山口へ向う山中湖畔に沿う走りでは、ピンクに染まる【紅富士】を狙ったカメラマン達が、良い写真が撮れたのかゾロゾロと引き上げる時間帯でした。 道志方面への国道413号線、石割山ハイキングコース入口バス停から左に入り進むと、程なくトイレや駐車場のある登山口だ。身支度を整えていると団体さんの乗った大きなバスが着いた。前夜、新潟を10時に発ったといわれる総勢20名の中高年登山隊だった。 |
長い階段の登り |
登山口の赤い鳥居 |
富士見平 あずまや |
赤い鳥居をくぐり、遥か上までのびる階段に取り付いた。団体さんの最後尾に続いたが踏み固められた雪の階段も軽アイゼンを着けるほどではなかった。2本の長い階段を登りきったところが東屋の建つ富士見平だ。名前の通り樹間から富士山を見ることができた。 富士見平からは石割の湯から上ってきた広い道となり緩やかな傾斜が続きます。凡そ30分、石割神社の奥社に着いた。神社前には地元民からご神木と崇められている挂(かつら)の巨樹が、また【石割大権現】が祀られている社の横には由来となった割れて大きな岩があった。 |
奥社と割れた大岩 |
幅広い道が |
細く急な登山道 |
狭い大岩の間を3度回りお参りすると、ご利益があるとのことであったが女房は一回だけ。ご利益はちょっとだけかなといいながら社を後にした。いよいよここからは登山道らしい急な登りとなった。でも場所によっては手掛かりとなるロープもあって助かる。そして最後の樹林帯を抜けるとあっさり山頂だった。 山頂からの展望は素晴らしいの一語だ。だけど間断なく吹き抜ける風で地吹雪も起こり、まともには立っていられない。先着の団体さんもひと塊となっていた。待っていたようでシャッターを押してあげたら、お先にと下山していった。我々も風の弱い窪地に降り身を伏せて待機した。 |
石割山頂直下からの展望 |
山頂直下、次々と富士の頭を通り過ぎる雲の切れ間を待っての写真撮影だ。雲の動きを計りながら何回も山頂までかけ上った。最後はカメラの設定やシャッターを押すのも上手くいかないほど寒さで手が凍えてしまった。 やがて風も弱まり山頂から落ち着いて周辺を眺めます。二十曲峠方面への先には奥多摩の山々もクッキリと見えました。 |
モミの木トンネル |
贅沢な稜線漫歩 |
忍野集落と御坂山槐 |
山頂から注意して急斜面を下ります。左手は山中湖と正面には裾野をいっぱい広げた富士山だ。いつもは宝永山辺りに早めに湧きだす雲もなく雄大に見える。右手に目を転ずると、いままで樹木で見え難かった杓子山から三つ峠山が。眼下には忍野集落と、その先には御坂山槐の山並を見ながらの贅沢な歩きとなりました。 |
平尾山からの展望 |
平野方面への分岐を通り過ぎ平尾山にも足を延ばしてみた。ホンの5分ほどの歩きで着いた平尾山は、雪の乗っかったベンチがあり平坦で広場といった感じのところでした。周辺はカヤトがあってここからの富士山も大平山を手前に配して見事なものでした。 |
平野への分岐 |
10分ほどの林道歩き |
風の当たらない分岐へ戻り小休止のあと山腹を横切る形で下ります。葉のない木々の間から丹沢山系の峰峯も綺麗に見えて楽しい歩きです。そして車の置いた場所へ最短で降りることのできる分岐から杉などの植林帯をジグザグに下ると、小さな沢を挟んで朝登った階段の見える対岸にひょっこり出た。駐車場では私達の車だけ1台ポツンと待っていた。 |
2006年1月23日 撮影 |
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||