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山梨県 市川三郷町・下部町 蛾 ヶ 岳 登 山 （ひるがたけ）1.279ｍ
●登山口 ●大畠山＆蛾ヶ岳分岐●六地蔵●四尾連峠 |  |
 蛾ヶ岳山頂から富士山方面 |
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２００５年４月５日 富士山を始め南アルプスなど眺望の山として人気の蛾ヶ岳（ひるがたけ）、比較的やさしいルートと知ってから山登り候補に絶えず上っていた山。今回、気温も上昇する快晴予報に最近装着したばかりのＥＴＣ（有料道路料金収受システム）の試し？ドライブも兼ねての山行きとなりました。 いつもの時間ながら今日はちょっと緊張の出発。それはＥＴＣのお得時間、通勤割引を意識したからです。なんといっても５０％ＯＦＦは大きいですから・・・。そしてＥＴＣレーン初体験の不安、無事ゲートが開いてくれるかの心配だったけど、どうやら我がポンコツ車を認識してくれました (笑) 中部横断道南アルプスインターを降り、市川大門から県道四尾連湖（しびれこ）公園線に入ると広く整備された道路が続いていた。程なくの帯那トンネルを抜け、傾斜地に家々が点在する集落を右下に見ながら進むと登山口となる舗装路終点に着いた。 |
 右手登山道へ |
 樹間越しに四尾連湖が |
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きれいな水洗トイレ下にある無料駐車場に停めての出発。蛾ヶ岳、精進湖ハイキングコースと命名された登山道は、四尾連峠に通じる林道に入って３０ｍ程のところから右手に取り付くようになっていた。よく整備された登山道は歩きやすく高度を上げるにしたがって木々の枝越しに四尾連湖を見ることができました。 のんびり歩いて３０分ほど、四尾連峠＆大畠山からとの合流尾根にでた。木々に囲まれ展望もない場所だったが噴出した汗を拭うため小休止をとった。 |
 踏み込まれた細尾根 |
 雪も多くなり |
 急傾斜の巻き道 |
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分岐からは、いくつかの小山を巻く平坦なルートとなっていた。杉や唐松など広葉樹林帯を進むにつれ、山と山を繋ぐ細尾根もでてきた。山頂まで６０分の標識辺りから５ｃｍほど積った雪道になった。場所によっては傾斜も急で滑りやすく、緊張しながら通り過ぎた。 小さなお地蔵さまがある西肩峠に着いた。頭上を見上げると、いままでの山腹を横切る形の道から一変し直登の雪道となっていた。スノーブーツを止め、履いてきた軽登山靴は融け始めた雪に滑りやすく、足元を選びながら一歩一歩、慎重な登りとなった。 |
 西肩峠の六地蔵 |
 凡そ100ｍの急登 |
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途中、立ち休みを繰り返しながら１５分ほどの頑張りで山頂へ。山頂からの展望は評判通り見事なものでした。切り開かれた北側は眼下に先ほどの四尾連湖を見ることができ、どっしりとした形の櫛形山の先には雪を被った南アルプスの峰峯が連なっていた。 目を転ずると霞がかってはいるものの釜無川と笛吹川の周りには広大な盆地が広がり、その先には八ヶ岳から茅ヶ岳、秩父山系の金峰山から大菩薩の山々を見ることができた。それになんといっても圧巻は南東の方角に位置する富士山、回りの木々が成長してきているものの秀麗な姿でドンと座っていましたよ。 |
 櫛形山＆南アルプスと鳳凰三山 |
 見事な展望だ |
 ジェット機が頻繁に |
 ヒオドシチョウ |
 蛾ヶ岳山頂からの富士山 |
気温も上がってきた山頂は気持ちよく、他に登って来る人もないまま時が過ぎていった。その間飽きることもなく素晴らしい展望を満喫したのです。のんびりと過ごした山頂・・帰りも来た道の戻りです。やはりこの時期の雪だけあって、どんどん融け地肌がでていました。 |
 枯れ沢の丸太橋 |
 長閑な歩き |
分岐では四尾連峠経由で下ることにした。少し遠回りの分だけ道も緩やかでハイキング気分、着いた峠は文学碑公園となっていた。周辺では更に整備するのか重機が忙しく作業をしていた。 |
 天蚕（てんさん） |
 マンサク |
 アオイスミレ |
| 車に戻る前、四尾連湖に降り一周してみることにした。湖畔の水明荘ではシーズンを前にし受け入れ準備なのか戸外テラスの改装をしていた。周囲１２００ｍ、水深１０ｍといわれるの湖は静かで、湖上では吊り糸を垂れるボートが一艘浮かんでいた。 |
 野沢 一 文学碑 |
 静かな四尾連湖 |
 藤田峠から見る蛾ヶ岳 |
| 帰宅を前にしての現地温泉は三珠町の「みたまの湯」へ足を延ばした。天然の泉質は気持ち良く、高台に位置する温泉なので浴槽からの見晴しも素晴らしかった。帰りの高速は白根インターから、入口の時間から復路も通勤割引に。今回も好天に恵まれ満足の山行きとなりました。 |
２００５年４月５日 撮影 |
