八ヶ岳中信高原国定公園
鉢伏山から二ツ山
(はちぶせやま)標高1.929m

自宅発6:30→高ボッチ高原8:00→鉢伏山荘8:30→分岐8:45→鉢伏山頂9:00→二ツ山への分岐9:25→前二ツ山10.15・小休止・前二ツ山発10.25→横川山11.10・昼食・発11:50→分岐12:30→前鉢伏山12:45→鉢伏山荘13:15→ながたの湯15:00・発16:00→自宅着17:30

前二ツ山(1.842m)・前鉢伏山(1.836m)・二ツ山(1.826m)
地図はイメージです



2003年6月23日
信州の里山歩きも家から少し遠出の割合が多くなってきた。今回はレンゲツツジが見頃と思われる鉢伏山から二ツ山へと稜線歩きの計画を立てた。日帰りリュックの装備をチェックし、国道153号線を一路、塩尻に向かった。箕輪バイパスのコンビニでお弁当を調達し進むが、出発した時どんよりしていた天気は北へ行くほど明るくなっていた。善知鳥峠(うとうとうげ)を越え、国道20号から高ボッチスカイラインに入るが、高ボッチまでは何回か訪れている道だ。





鉢伏山頂の風景



8月には草競馬が行われるという高ボッチ競馬場から ●印 更に6kmほど舗装された道を上り詰めると駐車場がある鉢伏山荘に着いた。 ●印 管理人の女性に駐車料金500円を払い、花の様子やルート状況を教えていただいた。
身支度をし、まず15分程で山頂の鉢伏山へ行くことにした。こぶし大の石を敷き詰めた感じの広く緩やかな道を登っていくが高原状の周辺はレンゲツツジの帯が続き今が盛りであった。
二ツ山、三峰山への分岐を(標識がある)右に折れ進むと間もなく山頂に着いた。山頂といっても広々とした平坦地で、立ち枯れたカラマツとポツンと違和感のある鉄製の円形展望台があった。晴れていれば素晴らしい展望のようだが、残念ながら曇り空とガスで遠くの視界はなかった。近くに竹を立て、締め縄に囲まれた鉢伏大神の祠があり、手を合わせてお参りし山頂を後にした。




ツマトリソウ

しばらく轍が続く


ツツジと蝶
テガタチドリ
テガタチドリ



分岐まで戻り二ツ山へ向かうことにした。しばらく山林作業車の通った轍跡の道が続くが、やがて緩やかに上ると消えかかった文字だが横川山と読み取れる柱と岡谷市との境を示す境界柱の場所にでた。(平坦な場所)小休止のあと周辺を見回すと左手に下っていく比較的しっかりした踏み跡があった。標識はなかったが「山と高原地図」で確認すると二ツ山への登山路のようだ。
緩やかな山腹の笹道を巻いていくと、足元からガスで霞む遥か遠くまでレンゲツツジの赤色が続き評判通りの見事さだった。小さなアップダウンを繰り返し下っていくと白い花のズミの木と小さく静かな窪地にでた。




ルート沿いは

幻想的だ


スズラン

濃くなってきたガス



背の低かった笹道も膝ほどの高さとなりルートも不鮮明になってきた。所々の赤いテープと踏み跡を確認しながらひと登りすると高原状の場所にでた。標識はなかったが小高いところに棒が立ち経過時間から前二ツ山と思われた。印 (帰宅後カシミール3D地図で確認)
周辺の様子を見ようとするが時間と共に霧も濃くなってきて展望が利かない。二ツ山へは更に50分ほど、迷いはなかった。参考にしたガイドブックや山荘の奥様の話、下り坂の天気予報から無理をすることはないと思った。
前二ツ山では行動食のパンと熱いお茶で喉を潤してから戻ることにした。15分ほど戻ったあたりで人の声がしてきた。男性と女性2人の中高年パーティーだった。この登山路上で初めて会った人たちだった。状況を話してから別れた。





ツツジ群生の散策路



鉢伏山荘への戻りは緩やかだが下った分だけ登り返しが続く。帰路もレンゲツツジと緑のカラマツのコントラストを楽しみながらの歩きとなった。近くに轍もあり安心できる横川山に戻ると腰を下ろしてゆっくりの昼食となった。
山荘周辺に戻ると付近を散策する人たちが多くなっていた。ほんの10分ほどの前鉢伏山へも足を延ばしてみることにした。ほとんど平坦な花道が続き、行き交う人とも綺麗ですねぇの言葉が挨拶になった。前鉢伏山からの帰りは、ツツジ群生の中の散策路をのんびりと歩いて駐車場に戻った。


前鉢伏山への花街道


2003年6月23日 撮影

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送