下伊那郡 高森町 長野県自然百選 不 動 滝 標高 凡そ1.100m 地点
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2003年2月3日 新聞でも紹介されたことのある、高森町の西方凡そ5kmにある不動滝に行こうと少し早起きした。この時期の林道状況がわからない為と運動を兼ね少し歩こうとリュックの仕度を急いた。厳しい寒さが続いていた信州の冬も、今朝は心なし緩んだのか車のフロントガラスに霜が降りていなかった。 駒ヶ根からは一区間であるが高速道路を利用して行くことにした。右手には青空を背景に朝日を浴びた千畳敷カールや宝剣岳、空木岳や仙涯嶺が素晴らしい眺めだった。松川IC ○ をでて15号線(県道 飯島飯田線)を南下するが、道は狭く中央自動車道と並んで走っていく。道路沿いの果樹園では剪定作業に精をだす人がいた。松川町は美味しいりんごの生産地として有名だ。やがて高森町に入り目標の上市田交差点に着いた。●●● |
第2駐車場から歩いて |
近くのコンビニでおやつを調達し、上市田の信号からほんの数メートル南にある案内板 ● を西に入った。中央自動車道下をくぐり登っていくが所々に標識もあってわかりやすい。林道不動滝線は大島川に沿い登っていくが、高森公園 ● を過ぎるあたりから日陰の雪は硬く凍りついている場所もあった。何回か大島川を渡り返しながら進むと駐車場 ● が見えてきた。 まだ上まで行けそうであったが(四輪駆動車)第二駐車場に入れた。第二駐車場は私たちが止めたところに20台ほど、大島川の河川敷に降りていったところに15台ほどのスペースがあった。雪の上にはいくつかの轍もあった。身支度を整え歩き出した。時々吹いてくる風は冷たいが日差しも濃く、周辺の木々も春近しが感じられた。 |
閉じられたお店 |
滝の大きさがわかります |
のんびり歩いて凡そ30分余り、車止めのある終点に着いた。トイレも整備されていてここも25台ほど駐車できそうだった。 ● 大きく回り込んで登ってゆくとなかなか立派な土産品店があった。この時期故か固く閉ざされていた。さらに進むと水音とともに見事な滝が現れた。 |
滝の下から見上げて |
滝の周辺は厚い雪に覆われていて、凍った氷壁は複雑な形に積み重なり合い正に氷の芸術であった。高さ35m、巾10mあるといわれる滝の本流部分は水量も多く水滴はあたり一面に飛び散っていた。また対岸に渡り周回する散策路もできていて展望台と休憩の為の東屋も作られていた。写真撮影の後、熱いコーヒーとサンドウィッチで小休止とした。 駐車場までの帰路、40代と思われる若い奥様が一人で登ってきた。地元の方とのことでしたが運動を兼ね高森公園から歩いてきたとのことだった。さらにご夫婦と思われる二人連れの車二台とすれ違った。 真冬の神秘を堪能しての帰りであったが、整備された散策コースは四季を通じていろいろの表情を作り、訪れる人も多いのではと感じた。 |
対岸の見晴らし台から |
2003年2月3日 撮影 |
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