山梨県 韮崎市 甘利山&千頭星山 (せんとうぼしやま)2.139m
●甘利山入り口 ▲奥甘利山 ●御所山&青木鉱泉方面分岐 |
甘利山からの富士山 |
2006年6月19日 甘利山は毎年6月中旬から下旬にかけ、凡そ15万本ものレンゲツツジで辺り一面、赤い絨毯を敷き詰めたようになるそうです。数年前、虫につかれたり天候の加減で全滅状態になったツツジも、地元の方達やボランィアの努力によって少しづつ復活してきたとのことでした。 ツツジシーズンに入ると殺到する車で渋滞するとの情報から、夜のうちに駐車場まで行き朝を待つことにした。解りやすい案内標識から林道甘利山線を40分ほど走ったところが80台は停めることのできる駐車場だ。真っ暗の中だったが6台ほどの先着車を確認できた。 シートを倒し仮眠しようとしても頻繁に乗りつける車のライトが気になり寝られない。やがて周辺の車から富士山を狙うカメラマン達の動きで私も後に続くことにした。上空のきらめく星と月明かりの中、ヘッドランプをつけ整備された道を20分ほど登ったところが山頂だった。 |
登山口のツツジは満開 |
朝日に照らされて |
正面の甘利山と奥に千頭星山 |
甘利山 山頂 |
千頭星山へ Go |
2時間ほどの早朝撮影を終へ駐車場に戻ると、ぐっすり眠れたという女房は清々しい顔をしていた。朝食を済ませたあと甘利山から千頭星山へ登る為、ザックの中身を入れ替えた。歩きやすい遊歩道を再び登った甘利山、朝の様子から一変し、明るい日差しがいっぱい降りそそぎレンゲツツジが輝いて見えた。 |
ダケカンバ通り |
グンナイフウロ |
カラマツソウ |
甘利山から一旦下り、急登を登り返したところに奥甘利への標識があった。ここからは明るいカラマツ林の急傾斜が続きます。しっかり睡眠をとった女房は快調に飛ばしていくが、寝てない私は青息吐息だ。ポッカリ開けた鞍部からは茅ヶ岳の独特の形が見える。足元にはマイズルソウやギンリョウソウが咲いていた。 |
千頭星山手前の笹の原 |
甘利山から2時間、御所岳&青木鉱泉への分岐を過ぎると、やがて前方が開けた笹の原だ。標高2000mを越えたので周りの木々も針葉樹が多くなり独特の景観と気持ちよい草原歩きが続きます。残念ながら湧きだした雲に隠れてしまった富士山だが、鳳凰山はくっきり見えました。 |
観音岳&地蔵ヶ岳 |
千頭星 山頂 |
笹原から、ひと頑張りすると千頭星山だった。山頂はカラマツの林に囲まれていて展望がない。写真撮影だけで広々した笹の原まで戻ることにした。甘利山からは二人だけの歩きだったが二組のご夫婦が登ってきた。笹原に腰を下ろしての休憩は、アンパンと果物たっぷりゼリーの簡単食で済ませた。 |
千頭星山からの帰り風景 |
平日だが好天となり下山は次々と登ってくる人たちと会うようになった。早いですねぇの言葉と、あとどのくらいですかと聞いてくる。斜面を延々と登る感じの歩きでバテ気味の人も多かった。この日は中高年のグループ登山3組を含め、60人ほどの人たちとすれ違う賑やかな復路となりました。 |
2006年6月19日 撮影 |
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