2013年8月5日
今年の夏山、梅雨の戻りがあったり天候が不安定で計画が二度も流れた。この日を逃すと盆前には実現できないので三日目のハイライト日だけ好天になる予報を信じ出発。沢渡の市営第二駐車場(足湯のある駐車場)には予定の時間についた。
どんよりした天候だったが身支度は雨に降られることもなくできありがたい。乗り合いタクシーの運転手さんが勧誘に来たのでお願いする。ジャンボタクシーだったので9人集まったところで出発、重装備は私たちだけで、ほとんどが上高地周辺を散策すると思われる家族やカップルだった。ちなみに料金はバスターミナルまで一人800円とバスよりお得だった。
梓川に沿う道を河童橋を目指す、ガスに煙ってなかなか幻想的だ。我が鈍足隊、一日目の涸沢カールまで9時間弱の長〃場だが三回目となり時間配分も立てやすく一つ一つ先の休憩ポイントを目指す。明神手前になると雨が降ってきた。出発前、家で見た国土交通省の XRAIN 雨量情報で確認した通りの的中だ。ここの情報は雨の場所や少し先の情報が詳細で予測しやすいのでありがたい。
本降りになりそうだったので急いで雨具をつけた。朝食をとコンビニで買ったビーフバーガーを口にするが、二口かじっただけで食欲なし。大降りとなった徳沢では大勢が雨宿りしていた。濡れたベンチに腰掛けたものの落ち着いて休憩どころでないので先に進む。横尾ではさらに雨脚が強くなってきた。とにかく腹ごしらえしなければと残りのバーガーを一生懸命食べる。こんな大降りの中の食事は初めだった。 |