上信越国定公園
立 山 登 山
別山・真砂岳・富士ノ折立・大汝山・雄山





立山の峰々・正面遠くに笠ヶ岳(別山から Am 6:02 撮影)


7.29
自宅発21:40→権兵衛トンネル→安房トンネル→1:00立山駅P(車中泊)

7.30立山駅7:00→室堂9:00→新室堂乗越→13:20剱御前小舎(宿泊)
7.31剱御前小舎4:15→別山・大汝山・雄山→室堂13:00→20:00自宅

室堂 新室堂乗越 剱御前小舎 一ノ越
地図はイメージです


2012年7月30日
もうだいぶ昔だけれど扇沢から入り黒部ダム、立山ロープウェイで「大観峰」まで家族で観光に行ったことがあった。その時は時間切れで富山側には行かなかったが、目の前に見た立山の山々の素晴らしさが頭から離れないでいた。

立山駅発の一番ケーブルカーは7時、6時を想定してきたが一番6時発は土日祝日のみ。当初、せっかくの立山、欲張りして奥大日山へピストンし宿泊の剱御前小舎へ入る予定も、室堂へ降りた時点で曇がたちまち湧いてきたのであっさり中止、小屋を目指すことにした。






立山の花々



有毒ガスも発生、風向きの関係か地獄谷ルートが立ち入り禁止となっていた。鼻を突く硫黄の匂い、咳きこみながらミクリガ池からカラフルなテントエリアを過ぎ、ちょっと大回りも雷鳥坂登りより楽かもしれないと分岐を左へ、新室堂登越を目指した。

一面チングルマの花畑、色とりどりの高山植物の中、写真を撮りながらの歩きが楽しい。途中、長めの雪渓登りも慎重に一歩一歩進む。新室堂登越の分岐から2日目、周回予定の立山(別山、真砂岳、大汝山、雄山)の峰々の展望を期待してきたが雲に覆われてしまった。

急な雷鳥坂を喘ぎ喘ぎ登る登山者が小さく見える。だが自分たちの選んだルートもなかなかきつい登りだ。車中泊の睡眠不足もあり、女房が今までで一番きついと泣き言を言う。まあ、その時、その時の登りでいつも言うことなので根性を出せとハッパをかけた。

午後は雨ありの予報通り、小屋を目の前にして突然大降りの雨、間一髪で小屋へ駆け込むことができた。受付を済ませ夫婦ものばかりの部屋を割り当てられる(最終的に定員12人のところ3組6人)。朝早い時間発ち予定だったので入口に近いところに荷を解いた。

少し遅くなったが自炊ルームで湯を沸かし昼食。早速しっかり冷えたビールをいただく。女房は持参の牛乳を温め至福の時を過ごした。夕食後、沈む夕日をと近くの山に登ったが、次々と雲が流れきて良い落日写真にはならなかった。






針ノ木岳と手前は内蔵助山荘( 別山への登りから AM 4:50 撮影)



2012年7月31日
午前4時、ザックをもって玄関へ。別山でご来光をと外に出るが、もう遥か上部で登山者のヘッドランプが揺れていた。日の出前のこの時間は防寒着を着ていても風が冷たく寒い。振り返れば宿泊の剱御前小舎が小さくなり富山の街灯りが綺麗に見えた。

別山からの展望が見事だった。左手目の前には朝日に照らされ圧倒的存在感の剱岳。黒くシルエットの白馬、五龍、鹿島槍ヶ岳と後ろ立山の山並みが続く。これから歩く真砂岳、大汝山、雄山と立山の峰々も素晴らしい。八ヶ岳と北部南アルプスとの間に富士山がくっきり見えた。

別山では湯を沸かし菓子パンと味噌汁の簡単な朝食となったが、目の前に広がる展望がなんとも贅沢で一時間以上ものんびりしてしまった。ハイライトの稜線歩きでは頻繁に行き交うようになった登山者と素晴らしいですねぇが挨拶となった。







剱岳・立山別山から( 2012.7.31 AM 5:57撮影)



雄山では小学5.6年生位の団体が何組も登ってきていてごった返していた。雄山神社峯本社でお祓いを受けたあと、休憩もそこそこに出発。一ノ越への下りは小さな子供を連れた家族など、登る人、下る人が入り混じって大賑わい。落石に注意し緊張の抜けない下りとなった。

当初下山後、室堂の源泉掛け流し温泉で汗を流してと考えていたが、大勢の観光客や登山者に恐れをなし早く里に降りたくなった。高原バス、ケーブルカーと比較的接続も良く、無事立山駅に降り立つことができた。










立山稜線から俯瞰パノラマ



2012年7月30.31日



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