北アルプス 長野県・富山県
白 馬 岳 登 山
白馬岳(2.932m)・杓子岳(2.812m)・白馬鑓ヶ岳(2.903m)




白馬大雪渓


2010年8月2日〜4日
(1日目)
8月1日
自宅発19:40→伊那IC→中央自動車道→長野自動車道→豊科IC→県道51号線→国道148号線→22:30猿倉荘P(車中泊)
8月2日
猿倉荘5:10→6:30白馬尻小屋6:50→9:30葱平9:45→避難小屋11:50→14:20白馬村営白馬岳頂上宿舎(宿泊)

白馬尻小屋白馬岳頂上宿舎天狗山荘鑓温泉小屋 小日向のコル


2010年8月2日
いつの日か登りたいと思っていた白馬岳、ついにこの夏実現することができました。いままで躊躇していた主な原因は登山口からの標高差。少しづつ自分たちの体力もわかってきての決行、全身フル回転?となりましたが、いまは達成できたことの満足感でいっぱいです。

白馬岳といったら、まずは大雪渓。栂池に降りるか鑓温泉ルートか迷うも、周回して車に戻れる鑓温泉ルートとした。早い時間から歩こうと前夜の内に猿倉荘の駐車場へ。狭い車中での仮眠も布団に寝袋と処方してもらった睡眠導入剤のおかげでぐっすり眠ることができた。




猿倉荘を右に見て

白馬尻小屋 荷降ろし印 山小屋関係者



猿倉荘から白馬尻小屋の間は林道の部分もあって歩きやすく、身体の調子を知るのにちょうどよい区間か。前方にはガスで見え隠れするが、雪渓と白馬岳が見えて期待が高まってくる。でも、それがずいぶん距離もあり標高も高いので、あそこまで行くのかと複雑な心境も。

荷揚げのヘリが頻繁に行き来する。豆粒のようになったときは山頂の山小屋までか。白馬尻小屋が近くなってきたとき小屋関係者が、そこで止まっている様にと手で合図、間近でホバリングするヘリをしばらく見ることになったが、凄い風圧で周辺のキヌガサソウがなぎ倒された。

いよいよ大雪渓となり軽アイゼンの装着、踏み跡を辿りながら黙々と登るが、自分の歩幅に合わせると意外と歩きやすい。陽が射さないこともあり足元からの冷気も快適だった。葱平ではアイゼンを外し休憩する人で大混雑、落石も怖いので場所選びにちょっと苦労した。




イワオウギ

クルマユリとイワオウギ

クルマユリ





ハクサンイチゲとシナノキンバイ



葱平から上は急な登りが続き、足元不安定な石も多く気を使う場所だった。花が多くなり立ち止り花撮影で前に進まない。小雪渓はルートが変ったのか横断するようなところはなかった。小奇麗な避難小屋では、おじさんが緊急時の使い方を説明していた。

避難小屋から上の小屋まで、あのおじさんは1時間とかいってたが、鈍足の私らにはとても無理のこと。次々と現れる百花繚乱のお花たちに益々前には進まなかった。若いアベック、お兄ちゃんの方がバテちゃったのか娘さんが励ましている。微笑ましい場面に遭遇した。




ガスが流れて杓子岳

苦しく無言の登り

シナノキンバイ




ミヤマクワガタ

ウルップソウ

タカネシオガマ




チシマギキョウ

ハクサンフウロ




ミヤマオダマキ(白馬岳頂上宿舎 お花畑)


生ビールセット

バイキング食事



宿泊の白馬岳頂上宿舎が見えてから花は更に多くなった。小屋が見えたので安心しちゃって花撮影に没頭する。逢いたかったウルップソウも一ヶ所だけ残ってくれていた。ここでは順番待ちの撮影となった(笑)ゆったりしたくて宿泊は+4000円の個室をお願いした。

ついに着いたぞと次なる楽しみはレストランで飲むこと。女房はケーキセット、これはコーヒーつき。生ビールと生ビールセットなるものがあることが分かり質問、セットは枝豆がつかみ放題とのこと。手が大きいので申し訳ないと思ったが、ここはセットをいただく。

枝豆が多すぎて結局生ビールを二杯、ほろ酔いで気持ち良くなったところで、夕食前また花撮影で小屋の下へ。軽量化のため小型三脚だったので地べたに張り付いての撮影も花園を前にして心おきなく撮影できた。(あくまでロープの外からね)

夕食はバイキング方式だった。これは無駄にならなくて良いと思った。メインはハヤシシチューに焼き魚、タケノコを上手に煮た煮物、大好きなポテトサラダがあったので、嬉しくて多めにいただきました。その後知った明日の天気予報、あまり良くなく不安になった。



2010年8月2日



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