南アルプス (長野県・静岡県)
烏 帽 子 岳 登 山
(えぼしだけ 2.726 m)




雄大な塩見岳・遠くに仙丈ケ岳・甲斐駒ケ岳・北岳・間ノ岳・農鳥岳


2010年7月19日

自宅発2:00→3:40鳥倉林道駐車場4:20→5:20豊口山登山口5:30→9:35三伏峠小屋9:55→10:55烏帽子岳(昼食)11:55→13:00三伏峠小屋13:05→塩川小屋コース分岐13:30→16:00豊口山登山口16:15→17:10鳥倉林道駐車場17:20→松川清流苑(日帰り入浴)→20:30自宅着

豊口山登山口塩川小屋ルート分岐 三伏峠小屋
地図はイメージです


2010年7月19日
梅雨明けとともに一気に気温が上がり、うだるような暑さとなった。夏の本格山行き季節がやってきたのに体は軟弱のまま。そこで強硬とは思ったが体作りのため、南アルプス烏帽子岳へ登ってきた。この山は塩見岳を始めとして展望が抜群とのことなのでそれも楽しみだった。

日帰りの山としては標高差1000m位が限界の我が隊にとって烏帽子岳はその限界を僅かに超える。日没前に下山できればと思いつつも少しでも早くと深夜2時に出発。カーナビの誘導があったから良いものの大鹿村大河原からの鳥倉林道は心細くなるほど奥深くまで走る。

3連休の中日、やはり駐車場手前の路肩まで停めてある車が多い。心配しながら進むも駐車場は4.5台は停めることのできる空きがあった。車の中でおにぎりを食べ時間の調整も辺りが白々してきたので一番に出発する。緩やかな登りだが登山口までの林道歩きが長かった。




鹿害から保護のお花畑

イワツメクサ


ナナカマド

ハクサンシャクナゲと烏帽子岳



登山口からは植林されたカラマツの中の緩やかな登りから始まった。。標高が上がるに従ってシラビソから苔むした倒木と展望のない樹林が続く。途中、丸太を組んだ渡り梯子など足元注意の場所もあるが登山道は比較的歩きやすかった。今日は長時間の歩きになるのでパテないよう意識し歩幅を小さくして歩いたが三伏峠には予定タイムより30分ほど早く着けた。

三伏峠小屋先のテント場を過ぎると塩見岳&小河内岳方面の分岐。やがてお花畑にでたが想像してたものより広々としていた。鹿害除けのため柵で囲まれてはいたが、一面キンボウゲが咲き見事だった。三伏のガレ縁にでると右手側が深く切れ落ちていて慎重になる。正面に烏帽子の山頂も見えてるが二度ほどアップダウンがあって苦しい。やがてダケカンバの下をくぐりハイマツ帯をひと登りすると山頂に着いた。





前小河内岳・小河内岳の先には荒川三山





雲をまとい、かっこいい富士山



山頂からの展望は360°と見事、眼前の塩見岳は圧倒的な存在感である。左手遠くに仙丈ヶ岳から白い花崗岩の山肌でわかる甲斐駒ケ岳。北岳、間ノ岳と続く。塩見岳の右は緩やかな尾根に見えるが蝙蝠岳までは距離もありそうだ。

そして時間からして雲に隠れて見えないかもと思った富士山も見ることができて嬉しい。前小河内岳から小河内岳と続く稜線も素晴らしい。小河内岳左下には避難小屋がちょこんとしてるが頼もしそうに見える。その先遠くに荒川三山から続く峰々がよく見えた。頑張って登った甲斐がある烏帽子岳でした。



2010年7月19日



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